狭いホールのティショットではとにかく安全にフェアウェイをとらえたいもの。それだけに、ドライバー以外の選択肢も考え、対策をしたほうが良いと話すのは業界屈指のギアオタクでクラブフィッターの小倉勇人。ではズバリ、正解は!?

3つめはともかくひとつめと2つめは、飛距離が出てもあまりプラスになりませんので、それほど力まずに済むはずなんですが、ほとんどのアベレージゴルファーは刻むクラブを持っているにも関わらず力いっぱい力んでフルスウィングしている方が多い気がします。

その理由はおそらく2つ。そのクラブでのティショットの練習をしていないため不慣れからくる緊張と、刻むクラブでも飛ばしたい!という願望からかなと分析しています。すべてのスウィングで力んでいる方もいらっしゃいますが、それは置いておいて、力まないで打つために刻む場合に良く使うクラブをティアップして打つ練習をあらかじめしておくと良いですね。

画像: ドライバーだけでなく、刻み用クラブでもティショットの練習をしておくと良い(撮影/松岡誠一郎)

ドライバーだけでなく、刻み用クラブでもティショットの練習をしておくと良い(撮影/松岡誠一郎)

せっかく刻むクラブを持ったのに結局ミスになっちゃった~なんてお話をよく聞きますが、単純に距離だけで普段練習していないクラブを選んだケースが多いんです。刻むなら必要最低限の距離が出るクラブの中で一番自信の持てる番手で打つのがミスの確率を減らせると思いますよ。ティショットで10~20ヤード多く飛んでもそこまでアドバンテージにはなりませんから。

もしティショットでドライバーの代わりに打つクラブを新規で作るのであれば、使う方の得意なクラブに合わせた提案をします。アイアンが得意ならロングアイアンより高さと飛距離が出るアイアン型UT。ウッド系が得意なら飛距離系のフェアウェイウッドやミニドライバーなども視野に入ってきますね。飛距離があまりいらないならウッド型UTでもありですね。

大切なのは、ウッドが得意ならウッド類と、アイアンが得意ならアイアンとそれぞれのシャフトの特性と重さを合わせる事。これがズレてしまうとせっかく近いヘッドのモデルを選んだメリットが半減してしまいますからね。

画像: XP-1、TS1、G410LSTをコースで試打! 【フライトスコープ計測】 www.youtube.com

XP-1、TS1、G410LSTをコースで試打! 【フライトスコープ計測】

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