女子海外メジャー・エビアン選手権で日本勢最上位となる37位の成績を残し、見事ローアマ(アマチュア選手最上位)となった安田祐香。世界の舞台で輝きを放つ安田の今を、ツアー取材歴20年のゴルフエディター・大泉英子が語る。
アジア女子アマで優勝した時には「自分の実力でどこまでいけるか試してみたい」と語っていた安田だが、初の海外メジャー挑戦で、予選通過を果たし、ローアマを獲得したことは彼女の今後のプレーにおいて、大きな自信になったことだろう。
今年、オーガスタで初開催された「オーガスタナショナル女子アマチュア」で初の女王に輝いたジェニファー・カプチョ(米国)は、その後プロ転向し、エビアン選手権では優勝者のコ・ジヨンに2打差の2位タイ(13アンダー)に迫る怪物ぶりを見せたが、同大会で3位タイに入賞した安田も、ローアマとして結果をきちんと残している。
そして今週はもう一つの海外メジャー、全英女子オープンへの出場が決まっている。イギリスでは、先週のエビアンよりも風雨が強く、過酷な気象条件下でのプレーになる可能性もあるが、安田はメジャーで2戦連続で予選通過を果たしたら、父と犬を飼う約束をしていたという。ローアマでもOKという話になったそうで、すでに条件はクリアしているようだが、トイプードルかポメラニアンか、と悩ましい選択らしい。
かわいい犬との癒しのひと時を想像しながら、それを大きなモチベーションに変えて、冷静に虎視眈々と今週もローアマを狙う。
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