長い髪は先輩たちにも「絶対邪魔でしょ!」と言われちゃう
2018年にプロテストに合格し、ルーキーイヤーで臨んでいる今年。QTランキングは65位と思うような成績を出せず、前半戦は主催者推薦や予選会で出場権を獲得しレギュラーツアーに出場していたが、出場した試合ではコツコツと予選通過を重ねリランキングでは42位と大躍進。後半戦の出場権を獲得している。
センチュリー21レディスでは優勝争いに絡み4位タイと堂々の成績。そのルックスからファンも多い臼井のトレードマークのひとつが腰まである長い髪の毛。ハーフアップ(髪の毛の上半分だけを結ぶ結び方)のイメージが強いが、髪の毛が肩にかかるとプレー中に邪魔そうな気もするけど正直どうなの?
「私、これでも頻繁に切っているんですけど、髪の毛が伸びるのがすごく早くて……。髪の毛ずっと成長期なんです。ハーフアップの髪型が多いのは、小学生の時からこの髪型が好きでプレーでもずっとやっているから。いろんな先輩たちにも『絶対に邪魔でしょ!』って言われるんですけど、小学生の頃からの慣れなのか、特に気になったことはありません」(臼井)
と、この髪型とは実に小学生の頃からの付き合いだと話した。確かに慣れてしまえば特に気にならないことはたくさんあるのでそう言われれば納得だ。そんな臼井のこだわりについてさらに聞いた。
「こだわりのアイテムのひとつに試合のときの髪の毛につけるリボンがあって。リボンをつけ始めたきっかけが“目立ちたがり屋だから”なんです。単純ですよね(笑)。でもそれだけじゃなくてカワイイし、試合を観に来た人にも覚えてもらいやすいかと思って。ウェアもリボンが似合うようなウェアが多いし、メーカーさんがウェアとおそろいのリボンを作ってくれたりするので合わせやすいんです」(臼井)
目立ちたくて髪の毛にリボンをつけていると告白。そういうことをはっきりという素直な性格も新鮮でいい。「自分が好きなウェアやリボンつけるとやっぱりテンションが上がりますし、試合中には欠かせないアイテムですね!」と締めくくった。
特に女性アスリートの中には必要に応じて髪の毛を短くする人が多い中、自分のポリシーを貫き通す臼井には意志の強さを感じる。また、ウェアと合わせてファッションも楽しむことで自分を鼓舞しているのも分かった。
ぜひ試合ではティショットで優雅になびく髪の毛とそのリボンにも注目して応援してみよう!
取材大会/サマンサタバサレディース