今週久しぶりに開催される男子ツアー。ひと月半ぶりのツアー会場では、ニューモデルを熱心にテストする選手が多くいる。「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」開幕前日の選手たちのニューギア使用状況を現地レポート!
アッタス11(ジャック)は市原弘大、片山晋呉が使用
まずはシャフトの話題から。練習場で人気モデル「アッタス」の最新モデルを装着したドライバーを振り込んでいたのが、昨年2勝を挙げたクラブ契約フリーの市原弘大。
この11代目のアッタス、名称は「11(ジャック)」。トランプのジャックにあやかっての命名のようだ。市原は言う。
「長く(アッタス)G7を使っていましたが、11(ジャック)は少ししなりを感じられる分、タイミングが取りやすくなって飛びます。女子ツアーでは変えた選手が結果を出してるので次はこっちの番ですね」(市原)
と、どうやら実戦投入は確実のよう。ちなみにこのシャフトは、片山晋呉もテストしていた。
今平はRMX120にスイッチ
さて、実戦投入ということでいえば、今平周吾、藤田寛之のヤマハの看板プロふたりは、この試合から長く調整を重ねていたRMX120を、ついに実戦投入することが濃厚。
とくに今平は、ボール初速71m/s超え、トータルで300ヤード近くを計測するいい弾道を連発していた。
ドライバーつながりでいえば、片岡大育は調整の異なるブリヂストンの新しいJGRを2本テスト。どちらを選ぶか、頭を悩ませている様子だった。
1カ月半ぶりに開催される男子ツアー。仕切り直しのスタートは、最新ギアにも注目だ!