シーズンが終盤戦に突入するなか「最近調子が良くない」という松田鈴英に強力な援軍が現れた。現在開催中のデサントレディース東海クラシックで、姉の唯里(ゆり)さんがキャディを務めているのだ。美人姉妹タッグで、上位進出なるか?

妹も持っていない“日本タイトル”の持ち主

初優勝が期待される今シーズン、25試合に出場して予選落ちはわずかに3回と、抜群の安定感を誇る松田鈴英。直近5試合ではゴルフ5レディスでの19位タイが最高順位と、本人いわく「最近調子が良くない」というが、練習日にはリラックスした表情が見られた。

笑顔の素は、姉の唯里(ゆり)さんの存在だ。

画像: 姉の唯里さん(左)と松田鈴英。頼れる姉が寄り添うことで、松田の表情も普段以上にリラックスしているように見える

姉の唯里さん(左)と松田鈴英。頼れる姉が寄り添うことで、松田の表情も普段以上にリラックスしているように見える

「キャディは3回目くらいです。年に1度のイベントです(笑)。(鈴英とは)3つ違いですが、(試合中は)普段と違って頼もしいです。私生活は結構抜けてるように思うんですけど、ゴルフは一生懸命やっていますね」(唯里さん)

普段は福井県の高校の職員をしながらゴルフ部コーチを務めているという唯里さん。実は、その経歴はかなりすごい。中部女子アマでは2011年と2013年に勝利。日本女子学生選手権という日本タイトルも、2014年に獲得している。まさにトップアマなのだ。

そんな唯里さんは、妹のゴルフをこう評する。

「飛ぶのは昔からですね。(ポテンシャルの高さを)自分ではよくわかってないみたいなんですよ。今日(プロアマ)も同伴競技者の方にどうやったら飛ばせるのかって聞かれてたんですけど、『こここうやってシュっ! てやれば飛びます』『もっとシュって!』といってましたね(笑)」

画像: 順手でパッティングするなど、復調へのきっかけを探している様子だった

順手でパッティングするなど、復調へのきっかけを探している様子だった

練習グリーンでは従来のクロウグリップではなく、順手でパッティングをするなどきっかけを探している様子も見られた松田。そんな妹の様子を、唯里さんは「壁の中で試行錯誤しているみたい」という。だが、「はじめは戸惑っていたみたいですけど、今は全部受け入れてスッキリしている感じです」というから、出口は近いのかもしれない。

初日を終えて1オーバーと、スタートダッシュに成功したとは言い難いが、試合はまだ2日ある。頼れるお姉ちゃんと力を合わせ、上位で戦う“松田姉妹”に期待だ。

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