ツアーで人気のヘッドと人気のシャフトが融合!?
テレサ・ルー、河本結が次々に手に取り、熱心にテストしているこのパター。その正体はストロークラボの最新モデル「ストロークラボTEN」だ。
![画像: スパ……ではなくてストロークラボTEN。フェース面のそばには「マイクロヒンジ☆インサート」という文字が見える](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2019/09/25/0735776d3bd2cb9bcf2d6f06544bf0b3965a156e.jpg)
スパ……ではなくてストロークラボTEN。フェース面のそばには「マイクロヒンジ☆インサート」という文字が見える
ストロークラボといえば、従来モデルよりもシャフトを軽くし、その分の重量をヘッドとグリップに配置することでストロークを改善することをウリとしたモデル。その軽量シャフトに人気が集まり、自分のエースパターに“リシャフト”する選手が続出。
シーズン初期には上田桃子がリシャフト後に即優勝。マスターズでタイガー・ウッズと優勝争いを繰り広げたフランチェスコ・モリナリが採用したあたりからブームが加速し、大山志保、小祝さくらら契約外の選手が使う姿も見られた。
![画像: テーラーメイドのスパイダーX(左)とオデッセイのストロークラボTEN(右)のヘッド形状がよく似ている](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2019/09/25/85709d7af9c17aef93ae7c492092d0a422221275_xlarge.jpg)
テーラーメイドのスパイダーX(左)とオデッセイのストロークラボTEN(右)のヘッド形状がよく似ている
さて一方で、パターヘッドで人気だったのがテーラーメイドのスパイダーに、スパイダーXといったスパイダーシリーズ。その人気のヘッドとシャフトが合体した……というわけではないが、ストロークラボTENがスパイダーの形状に似ているのは偶然ではないだろう。
![画像: 先週、最終日最終ホールのバーディパットを決めきれず、渋野日向子に勝利をゆずったテレサ・ルー。ストロークラボTENを熱心にテスト](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2019/09/25/7fca8e174ebf7c49b657dd11bc00fb24a2e0e9fc_xlarge.jpg)
先週、最終日最終ホールのバーディパットを決めきれず、渋野日向子に勝利をゆずったテレサ・ルー。ストロークラボTENを熱心にテスト
キャロウェイといえば、ストロークラボと並んで転がりが良くなる「マイクロヒンジ・インサート」も人気だが、そのインサートはストロークラボTENにも搭載されている模様。しかも、どうやら過去作に改良が施された最新バージョンのようだ。
![画像: 「打感が新感覚!」と好印象を持った様子の河本](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2019/09/25/68d432f9eb8a0ead3efd57582ff3c9f52ead52f2_xlarge.jpg)
「打感が新感覚!」と好印象を持った様子の河本
「打感が今までと違う、新感覚。かなり良さそうです」とはテストした河本結の弁。ネック形状も複数あり、元祖(?)スパイダーに採用され、セルヒオ・ガルシアのマスターズ優勝の原動力ともなったショートスラントネックも当然の如くラインナップ。
ピンのアンサー型がどのメーカーも作る定番中の定番となったように、名器・スパイダーパターも「スパイダー型」というパターの大定番となっていくのかも。