日本シニアオープンを制した谷口徹。今週は「トップ杯東海クラシック」に参戦し火曜日の練習日には若手と精力的に練習ラウンドをこなした。シニアとレギュラーを股にかけて活躍するツアーのご意見番が“長く続ける秘訣”を語ってくれた。

「目の前のことを一生懸命やるだけですよ」

――日本シニアオープン優勝おめでとうございます。昨年のリベンジを果たしましたね。

谷口:昨年は(初出場で)プレッシャーがありすぎましたね。

画像: シニアとレギュラー、両ツアーをまたにかけて活躍中の谷口徹。51歳になっても衰えを知らない

シニアとレギュラー、両ツアーをまたにかけて活躍中の谷口徹。51歳になっても衰えを知らない

――シニアでは長く活躍されている選手が多いですが。

谷口:60歳を越えてね。そんなこと自分では想像できないです。5年後もよくわからないのに。みんな元気ですよね。なんでそんなに元気にゴルフできるのかよくわからないです。(倉本昌弘PGA会長は)昔40歳で(ゴルフを)やめるとか言ってたのに63歳までやってるじゃないですか先輩(笑)! 

――谷口さんの長く続ける秘訣は?

谷口:そんなもんないですよ。ひたすら一生懸命やるだけですよね。1年後、先を見てたらよくないですよね。目の前のことを一生懸命やるだけですよ。

画像: 練習日の火曜日に塩見好輝、木下稜介らと練習ラウンドをプレーした谷口徹

練習日の火曜日に塩見好輝、木下稜介らと練習ラウンドをプレーした谷口徹

――このあとは、ブリヂストンオープン、日本オープン、ZOZOチャンピオンシップと続きますが。

谷口:そうなんですよね、少し休みたいんですけどそうもいかないですよね。ZOZOは香妻陣一朗のギャラリーで行きますわ。ギャラリーバッヂもらっといてくれと言ってあります(笑)。僕は楽しみというよりは、若い選手がね、そういう(世界のトップの)選手たちと回ると、実力や差とかいろんなものが学べると思いますしね。間違いなく自分がダメなところがわかる。そういうことで刺激を受けてもっと練習しなければいけないとかトレーニングしなければならないとか、学ぶ機会になるし。そういう選手と一緒に戦ってよければ自信にもなるし、いいことずくめじゃないですか。

――香妻選手は(会場のアコーディアゴルフ習志野CC)を回ってみて、フェアウェイが狭くて距離も長いと話していましたが。チャンスは?

谷口:日本のコースですからチャンスはなくはないと思います。いかにフェアウェイキープできるかを要求されるんじゃないですかね。うまくやれば飛距離よりもフェアウェイキープのほうが大事かもわからないし。

――谷口プロの活躍も期待しています!

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