石川遼は8オーバーでギリギリ予選通過。アダムは上位浮上
日本オープンのセカンドラウンドは、前日の残りを終えて4アンダーの塩見好輝が単独首位に浮上し、8オーバーで予選通過を危ぶまれていた石川遼が通過しました。
午前スタート組は、コースとの戦いと同時に雨との戦いです。スタート直後の激しい雨で、約1時間の中断。それからお昼頃に2度目の中断。2度の中断はともに選手をクラブハウスに引き上げる処置をとり、あわせて3時間くらいの中断でした。
インスタート注目の石川遼は、前半12番でバーディを奪うものの、その後14番から18番までで6つスコアを落とす大乱調でしたが、後半こらえて2バーディボギーなし。それでもトータルは8オーバーで、予選通過は難しいかと思われました。
午後スタート組は、日没とも戦うことになりました。
黒い雨具のアダム・スコットは、前半3番ホールから3連続バーディで本領発揮かと思われました。
8番でセカンド、深いバンカーからのショットはグリーン右バンカーへ。
目玉から上手く打つもパーパットを外して今日初ボギーです。その後9番ホールでセカンドショットを打つ直前、サスペンデッドを知らせるホーンが鳴りました。
同伴の金谷と小平はこのまま競技を明日に持ち越し。アダムはセカンドを打ってボールはグリーン上へ。バーディパットを残して、セカンドラウンドの残りは土曜日に持ち越しとしました。
迎えた土曜日午前8時。セカンドラウンドの残り再開です。アダムの一夜明けたバーディパットは残念! 外れてパー。
バックナインも中々入れどころが決まらず、いささかストレスが溜まりそうなプレー。セカンドラウンドは2つスコアを伸ばし、首位とは7打差のトータル3オーバーです。
予選をトップで通過したのは塩見好輝。こりゃ行かねばと9番上がりホールへおっとり刀で駆けつけると塩見、バーディパットのラインを思案中も判らんとのアクション。これを外してパー。スコアを4つ伸ばし、2位と3打差のトータル4アンダーのナイスラウンドでした。
サードラウンドは3サム2ウェイで午後1時10分スタート。雨の心配はないようですが、コースとの、そして日没との戦いは今日も続きます。