アマチュアの古江彩佳の優勝で幕を閉じた先週の「富士通レディース」。その最終日、最終組の3人のキャップにはすべてブリヂストンゴルフの「B」のロゴ。同社契約プロの三ヶ島かなと高橋彩華、そしてアマの古江……。3人はどんなクラブを使っていたのか、調べた。

アイアンは3人とも同じだった

画像: 「富士通レディース」で最終組となった三ヶ島かな(写真は19年「日本女子オープン」 撮影/岡沢裕行)、高橋彩華(写真は19年「CAT Lades」撮影/大澤進二)、古江彩佳(写真は19年「日本女子オープン」 撮影/岡沢裕行)の3選手

「富士通レディース」で最終組となった三ヶ島かな(写真は19年「日本女子オープン」 撮影/岡沢裕行)、高橋彩華(写真は19年「CAT Lades」撮影/大澤進二)、古江彩佳(写真は19年「日本女子オープン」 撮影/岡沢裕行)の3選手

まずドライバー。高橋と優勝したアマチュアの古江と使用していたのが「TOUR B XD-3」。昨年、“筋金入り”ヘッドとしてデビューし、話題になったモデルだ。

画像: 高橋のエースドライバー「TOUR B XD-3」(写真左:撮影 圓岡紀夫)と三ヶ島がシーズン途中から起用した「TOUR B JGR」(写真右:撮影 岡沢裕行)

高橋のエースドライバー「TOUR B XD-3」(写真左:撮影 圓岡紀夫)と三ヶ島がシーズン途中から起用した「TOUR B JGR」(写真右:撮影 岡沢裕行)

一方の三ヶ島は9月に発売されたばかりの「TOUR B JGR」を使用。今シーズンは5月にプロトタイプを手にしたときから「飛距離がこれまでと10ヤードは違う」とほれ込んでいる。

アイアンはともに「TOUR B X-CB」18年モデルもシャフトは三者三様

ドライバーは3人のなかで選んだモデルが分かれたが、アイアンは3人とも2018年モデルの「TOUR B X-CB」を使用していた。とはいえ、シャフトに高橋は軽量スチールの「NSプロゼロス8」のRシャフト、三ヶ島はカーボンの「MCI60」のRシャフト、古江を見てみると同じく「MCI80」のSシャフトを使用。

高橋と古江はハード目、三ヶ島はやさしいスペックを選んでいることがわかる。

画像: 高橋、三ヶ島、アマチュアの古江が使用していたブリヂストン「TOUR B X-CB」(写真は高橋使用モデル 撮影:圓岡紀夫)

高橋、三ヶ島、アマチュアの古江が使用していたブリヂストン「TOUR B X-CB」(写真は高橋使用モデル 撮影:圓岡紀夫)

契約プロのくくりだけ言えば「ブリヂストン」は、男子では今季、宮本勝昌、比嘉一貴が勝利をしているが、女子では昨年の「CAT Lades」で大里桃子がプロ初勝利を飾って以来、今季はまだ未勝利。

とはいえ、三ケ島、高橋に加え、「日本女子オープン」2位の大里桃子、実力者の松田鈴英と「いつ勝っても不思議ではない」実力者が台頭。

冷めることのない“しぶこフィーバー”で、渋野日向子使用モデルであるピンの「G410プラス」の人気が続くが、今回の古江の優勝を機に、ブリヂストンのクラブの使用選手、契約プロが相次いで勝つといったことがもしあれば……あらたな‟旋風”が近い将来巻き起こる、かも。

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