土曜日、自宅で「伊藤園レディス」のテレビ中継を観ていたゴルフ大好き20代ゴルフ女子S子。賞金女王争いはどうなるの!? イ・ボミちゃん復活優勝するかも!? 大江香織優勝争いしてるけど、この試合で現役引退じゃなかったっけ!? と“激アツ”な展開にいてもたってもいられず、日曜日急遽会場へ。その模様をレポート!

どうなる女王争い!? ボミは、大江は…?

みなさんこんにちは、20代のゴルフ女子・S子です! 私はトーナメント観戦も趣味で、男女を問わずに(こないだのZOZOも行きました)観戦するのですが、日曜日にどうしても行きたくなって行った伊藤園レディスは本当〜に面白かった!

画像: 初日(写真)はシン・ジエ、鈴木愛、渋野日向子の賞金女王を争う3名でプレーしたことも話題となった伊藤園レディス。その最終日の模様をゴルフ女子・S子がレポート! (写真/岡沢裕行)

初日(写真)はシン・ジエ、鈴木愛、渋野日向子の賞金女王を争う3名でプレーしたことも話題となった伊藤園レディス。その最終日の模様をゴルフ女子・S子がレポート! (写真/岡沢裕行)

なので、その模様をぜひお伝えしたいと思います。「結果は知ってるよ」という人も、ぜひ現地の雰囲気を感じてもらえたらうれしいです。

さて、やってきましたグレートアイランド倶楽部。賞金ランク1位のシン・ジエ、2位の鈴木愛、3位の渋野日向子の争いになるかと思われましたが、渋野さんは残念ながら予選落ちしちゃいましたよね。

ってことはシン・ジエと鈴木愛の一騎打ちか!? うーん、楽しみ。でも、シン・ジエと鈴木愛は残念ながら別の組。イ・ボミ、勝みなみ、鈴木愛の組の後ろを、最終組の臼井麗香、大江香織、シン・ジエがプレーするというペアリングです。

女王争いも激アツですが、ボミの復活優勝の予感、黄金世代10人目の優勝者が生まれる可能性(臼井麗香)。そして、引退を表明した試合で最終日最終組の大江香織の存在と、面白くなりそうな予感しかないです、この試合。食事するヒマないかも……長い1日になりそうだぜとS子も気合が入ります(笑)。

ひとまず最終組につき、状況次第でつく組を変える感じで観戦スタート。と、前の組でプレーする鈴木愛がバーディスタート! いきなりトップのシン、大江と並びます。すると、シン・ジエが2番ホールでなんと3パット。珍しい光景にギャラリーはザワザワしてました。なにかが起きそうな予感です。

大江さんも4番でボギーとし、最終組の選手がスコアを落とす展開。続く5番パー5のグリーン方向に目をむけると、鈴木愛が池ポチャした模様!

えー、これどうなっちゃうの!? ドキドキしながら向かう途中で大歓声が聞こえてきます!急いでグリーンにたどり着くと、ドロップした4打目をピン下50センチにつけてパーセーブ! す、凄すぎる! あとから振り返っても、この5番でのパーセーブは本当に大きかったと思います。

6番も2メートルにつけ、これは外すも7番パー3でも3メートルにつけてラインを読み切りバーディ。ギャラリー、そして私S子もこれには大盛り上がりです。鈴木さん、なんかプレーしていて楽しそう。いいなあ、私もゴルフしたい(笑)。そんな風に感じさせられるプレーです。

さて、ホールは進み、今度はペ・ソンウ、大山志保の二人がぐんぐんスコアを伸ばしています。11番で鈴木がバーディを奪い、首位に鈴木、ペ、大山の3人が並ぶ展開。

大山さんがプレーしているのは鈴木の前の組。これは気になる! ということで13番ホールへ急行します。ギャラリーからは「大山頑張れ〜!」「志保ちゃん頑張って〜!」と大山さんへのエールが送られてます。人気あるなあ。

そんなギャラリーの声援に笑顔で応える大山さんが魅せたのは15番パー5。3打目を1メートルにつけ、くるかくるかとバーディパットを見守ります。カランっと入ったと同時に出たっ、大山志保といえばのガッツポーズ!! ギャラリーも大盛りあがりです。満足度高い!

その後鈴木愛とぺ・ソンウも伸ばし、13アンダーで3人が並びます。プレーオフの可能性も高まってきて、ずっとワクワクしっぱなしです。

さて、ここで気になるのは賞金女王争い中のシン・ジエ。この時点では11アンダー。最終組だし、シン・ジエだし、まだまだわからないなーと思わせてくれます。最終日のバックナインに強いですもんね。

アツい優勝争いを繰り広げる鈴木愛にピンチが訪れたのは16番。セカンドショットは乗らず、砲台グリーンへのアプローチが残ります。これボギーかも……とヒヤヒヤしながら見守る中、完璧に寄せてパー。ナイスすぎますね。

周りのギャラリーは「あれパーセーブするんだもんな〜」「本当強いわ」という反応。見てるほうもゴルファーだから、「ここからは寄らない」ってわかるんですよね。それでも寄せてくるから、やっぱりプロってすごいです! 

鈴木愛は残り2ホールでスコアを落とすことはない。そう思わざるを得ないほどの落ち着い
た強さを感じました。ということは優勝スコアは13アンダーか、14アンダーか?

そして迎えた17番パー3ではドラマがありました。鈴木と同組の勝みなみが放ったティショットがいい方向に飛んでいき……「入ったーー!」の大歓声!なんとホールインワン! みなさん、ホールインワンって生で見たことありますか?私は初めて観るホールインワンに感動と興奮が混ざってよくわからない感情になってました(笑)。

もう少し感動に浸りたいところですが、大山さんがいくつでホールアウトするかは見ておきたい。ということで急いで18番のグリーン近くへ行きます。

大山のパットに間に合いました!見事決めた!ガッツポーズ!! え!?ってこはバーディ? 14まで伸ばしたの?と思っていると、盛り上がっているギャラリーから「ナイスパー!」の声。まるでパーディをとったかのガッツポーズに騙されました(笑)。大山さんの組は、最後まで大盛り上がりでしたね。

リーダーボードをみるとぺ・ソンウは17番ホールでひとつ落とし12アンダーでフィニッシュ。鈴木がパーで上がれば大山のプレーオフ。18番ホールのグリーン近くでドキドキしながら待機していると、リーダーボードが動き、シン・ジエが17番ホールでひとつ落とした模様。勝つのは鈴木か大山か、二人に絞られました。

鈴木がセカンドを放つのが見えます。げげっ、左の池方向!? やめてー!と思っていると、見事ピン左で止まりました! その瞬間ギャラリーは大歓声です。

そして、入れたら優勝、外せばプレーオフというバーディパットを沈めて見事に優勝。これだけ上手いプロばっかりの女子ツアーで3連続優勝って……ちょっとすごすぎてよくわからないです。

こうして、私の思いつき伊藤園レディス弾丸ツアーは幕を閉じましたが、この試合本当に面白かった……。終わってみれば主役は鈴木愛でしたが、大山志保の追い上げもあり、シン・ジエも最後の最後まで不気味な存在で、誰が勝つかは18番の鈴木さんのバーディパットが沈むまで、誰にもわからない展開でした。

あと2戦、いったいどうなっちゃうのかな〜? 試合が終わっても、まだワクワクが止まらないS子なのでした!

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