今季は未勝利。消化不良の1年に
昨年、ルーキーながら「サイバーエージェントレディス」でプロ初勝利を飾るなど黄金世代の代表格として、今季はさらなる活躍が期待されていた新垣比菜。
だが、今季は目標としていた複数勝利や賞金ランキングでのトップ10入りなどを果たせずに終わり「今年はまずは2勝目を目指していたのですが、それもできなかった。そこは本当に悔しいですね」と消化不良に終わった1年を振り返った。
来シーズンも地元・沖縄での「ダイキンオーキッドレディース」で開幕。今年は惜しくも2位タイ。生涯獲得賞金1億円突破(今季までで9千189万3665円)がかかることもあり「来年『ダイキン』で優勝して突破できるように頑張りたいです」とスタートダッシュを宣言した。
海の向こうに轟くほどの活躍ができるか
そんな新垣には「アスリートとしてもすごく尊敬していますし、男性としても理想で大好きです。見ていて『カッコいいな』と思いますね」と憧れのアスリートがいる。現在は米国・大リーグで活躍するメジャーリーガー・大谷翔平だ。
というのも、毎年2月には大谷が日本時代に所属していた日本ハムが毎年、沖縄でキャンプを行っていたため。当時は新垣も実家の沖縄在住だったため「いつか時間があったら、必ず(キャンプで大谷を)観に行きたいなと思っていっていたんですけど……今度、今度って思っているうちに(米国へ)行ってしまいました」と憧れの人を拝めずじまいで終ってしまっていた。
「もし、何かで(米国の試合に)出ることができて、その後のオフに(大谷が出場する大リーグの試合を)観に行ければいいですよね」と米ツアーデビュー後の‟大谷観光”も視野に入れていたが、それも果たせず。
「やっぱり活躍して(自分の)名前を(大谷に)覚えてもらう。それが一番いいですよね」と語っていた新垣。来年は海の向こう側にも自分の名前が轟かすような1年にするつもりだ。