キャロウェイのニュードライバー「マーベリック」「マーベリック サブゼロ」「マーベリックMAX」の3モデルをプロゴルファー・中村修が試打! それぞれの特徴は?

「MAVRIK(マーベリック)」でキャロウェイ自慢のAIフェースがさらに進化

キャロウェイの2020年ニューモデルは、エピックでもローグでもない新たなシリーズ、その名も「マーベリック」だ。MAVRIKと書いて「マーベリック」と読む。「型破りな」といった意味がある。

画像: キャロウェイの2020年モデル「マーベリック」

キャロウェイの2020年モデル「マーベリック」

最大の特徴は、エピックフラッシュシリーズから進化を遂げた「NEW AI FLASH フェース」。今作ではドライバーからアイアンまで、すべてのクラブにおいてAIフェースを採用。しかも、エピックフラッシュ設計時から処理能力が34倍に向上したAIが、モデル・ロフト別に最適なフェース形状を設計しているというのだ。そのテーマはざっくりでいって「どこに当たっても飛ぶフェース」。

「飛ぶフェース」は作れたんだから、今度は「どこに当たっても飛ぶフェース」を作らせたというわけだ。無茶ぶりに感無きにしもあらずだが、きっちりそれに応えてくるあたり優秀なAIである。

マーベリックには“2本の柱”ジェイルブレイクテクノロジーも搭載

もちろんエピックシリーズでおなじみのジェイルブレイクテクノロジーも健在。新たなAIフェースと2本の柱の相乗効果で、さらにオフセンターヒットに強くなっているという。

画像: マーベリック(左)、マーベリック サブゼロ(中)、マーベリックMAX(右)のフェース裏側。それぞれのコンセプトに合わせ、AIが最適な形に設計している

マーベリック(左)、マーベリック サブゼロ(中)、マーベリックMAX(右)のフェース裏側。それぞれのコンセプトに合わせ、AIが最適な形に設計している

その性能はいかほどのものか。さっそくプロゴルファー・中村修がマーベリックドライバー3モデルを試打し、インプレッションを語ってもらった。

「マーベリック」はハイバック形状で空力性能を高めている

まずは「マーベリック」ドライバーから見ていこう。

画像: マーベリックドライバー

マーベリックドライバー

3モデルあるドライバーの中でもっともスタンダードなモデルという位置づけで、新たなAIフェース、ジェイルブレイクテクノロジーに加え、空気力学に基づいたハイバック形状を採用することで空気抵抗を軽減、ヘッドスピードアップも図っている。

奇しくも先だって発表されたテーラーメイドの「SIM」ドライバーも空力に注力したモデル。ドライバーの開発競争をリードするキャロウェイ、テーラーメイドの両者だが、図らずも2020年モデルで空力という同じコンセプトの激突となっている。

画像: 空気力学に基づいたハイバック形状を採用

空気力学に基づいたハイバック形状を採用

「エピックフラッシュでは弾く感じが強かったんですけど、マーベリックだと打感がかなり柔らかく感じますね。同時に、打った瞬間前に飛んでるなっていう感じが手に伝わってきます」

オフセンターヒットへの寛容性をたしかめるべく、トウ側、ヒール側でそれぞれ打ってみると、

「ヒール上目に当たっても、力強く飛んでくれますね。曲がりの幅も抑えられています。トウヒットでもフックが強くなり過ぎず、良いドローで飛んでいきました」

「マーベリック サブゼロ」は低スピンでプロ好みの性能

続いてはマーベリック サブゼロ。過去のサブゼロの名を冠したモデルと同様に低スピンが特徴のモデルだ。

「ハイバックだったマーベリックに比べるとその度合いは少なく、どちらかと言えばエピックフラッシュサブゼロに近い形状です」と中村。

固定ウェートはソール前方と後方の2カ所に付いており、スピン量が抑えられるようになっている。ヘッド体積は450ccとやや小ぶりだ。中村は構えるなり「上級者が好みそうな見た目」とマーベリックSUB ZEROを評した。

「非常にオーソドックスなストレートフェース。フェースの厚さ、構えたときの球をコントロールできそうな雰囲気……上級者やプロが好みそうな形状です」

画像: マーベリックSUB ZEROドライバー

マーベリックSUB ZEROドライバー

実際に打ってみても、やはり風に強そうな低スピンボールが自然と出る。

「球が強い。しっかり叩いても球が吹き上がらずに前に飛んでくれます。やはり打感が柔らかいですね。ある程度押していける感覚を残しつつ初速も出していけそうです。形状もそうでしたが、打感、打音などもプロが好みそうですね」

「マーベリックMAX」はやさしくつかまえてくれる性能

最後はマーベリックMAX。エピックシリーズでいうところのスターに相当するモデルで、ソール後方とヒール側の2か所にウェートを配したドローバイアス設計となっている。ヘッド体積自体はマーベリックと同じく460ccだが、マーベリックMAXは「より投影面積が大きいですね」と中村。

画像: マーベリックMAXドライバー

マーベリックMAXドライバー

「フェース面もマーベリックと比べるとややシャローで、スタンダードほどハイバック形状でもありません。やさしく打てて新しいAIフェースのオフセンターヒットへの強さがより強調されているモデルと言えそうです」

と中村。実際打った印象も、見た目の印象と重なってくる。

「しっかりつかまって、弾いてくれて、何より難しくないです。叩いてヘッドスピードを出さなきゃっていう印象をクラブから受けないので、非常に力が抜けた状態でリラックスして打つことができます。決してやさしい=ヘッドスピードが遅い方向けっていう感じではないですね」

3モデルを打ち終えた中村。それぞれの特徴をまとめてもらった。

「3モデルともエピックフラッシュよりも打感が柔らかく、それでいて弾いてくれます。モデルごとに言うなら、マーベリックはある程度の弾き感があって、初速性能の高さを感じましたね。やさしさはありますが、極端にやさしい見え方をするモデルではないです。マーベリックサブゼロはとくにヘッドスピードが速い方にオススメですね。叩いてもヘッドが応えてくれて、吹き上がらず前に進んでくれます。マーベリックMAXはドライバーが苦手、出球が安定しないという方でも安心できるやさしい見た目ですね。オフセンターヒット時の曲がりや飛距離ロスを最低限に抑えてくれています」

さらに進化したAIフェースの実力、ぜひその手で試打でたしかめてみてほしい。

画像: 速報試打!「マーベリックドライバー」「マーベリック サブゼロ」「マーベリックMAX」をプロが徹底比較! youtu.be

速報試打!「マーベリックドライバー」「マーベリック サブゼロ」「マーベリックMAX」をプロが徹底比較!

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