新人女性記者S子、伊能恵子キャディの教えで目からウロコが落ちまくる
こんにちは、新人記者のS子です! 昨日、ラグジュアリーカードさんのイベントで、プロキャディの進藤大典さんにマネジメントしてもらいながらのプレーの模様をレポートしました。今日はその後編! 昨季は片岡大育プロのバッグを担いだ伊能恵子さんにアドバイスをいただいた、後半の模様をレポートします!
実際にお会いした伊能キャディがまた素敵な方なんですよ。とっても明るくて、頼れるお姉さんというイメージ。アドバイスもすごくわかりやすくて、的確そのもの。伊能さんがいてくれるだけで、いつものゴルフとはまったく別物という安心感があります。ああ、こんな贅沢をしていいのだろうか……。
さて、そんな伊能キャディから、S子は「3つのこと」を教えてもらいました。どれも今後のゴルフライフに絶対役立つよな〜というアドバイスだったので、みなさんにもおすそ分けしますね!
教えその1:2グリーンはピン位置関係なくセンター狙いが正解
まずひとつめは今回のラウンドした総武カントリークラブ総武コースのような2グリーンのコースの攻略法。
「総武CCの場合、2グリーンでグリーンも小さいですよね。どうしてもピンを狙いに行きがちだけど、プロでも2グリーンの場合は基本センター狙いなんです。ピンを狙いに行ってピンから近いバンカーに入ると難易度が上がってしまうし、センターに乗せられたら3~5メートルくらいのバーディパットを打てることになるんですよ」(伊能キャディ)
なるほど……たしかに! 2グリーンっていうことは、グリーンひとつずつの大きさはワングリーンのコースより小さいはず。だからこそ、とりあえず真ん中に乗せておけば、ファーストパットはほぼバーディチャンスになるってことですよね。これは納得!
教えその2:カップはバケツの大きさだと思おう
さて、続いてふたつめはうまく乗せられたとき、ロングパットで3パットしないための考え方です。
「カップがバケツくらいの大きさだと思って打つことで“ゆるむ”ことも“パンチが入る”ことも少なくなりますよ。プロは5メートルくらいまでは入れるつもりで打っていますが、10メートル近いロングパットは寄せるイメージで打っていますよ!」
小さいカップに入れることは難しいけど、バケツくらいの大きさに入れると思って打つと自然と手が動く……普段から強めのタッチでショートよりオーバーが多いS子にこのアドバイスはテキメンでした!
というのも後半は3~5メートルくらいからのワンパットがなんと4回もあって、いつもならありえないパット数だったんです。それに、苦手な10メートル以上のパットをOKにつけられました。そうか〜「小さいもの」に入れようとしていたから、タッチが合わなかったのか〜。これ、イメージするだけなので週末のゴルフから実践できちゃいますよね! オススメです!
教えその3:やろうとしたことができたなら、結果が悪くてもそれはミスではない
そして最後のみっつめ。これが一番S子の心に響いた教えです! とあるパー4で、S子の3打目はピンまで80ヤードの距離。フェアウェイのいいライからではあるんだけど、前方の木と木の枝が邪魔で普通に打つと当たってしまいます。
S子の選択は7番アイアンで低く出す! というもの。これがことのほか上手く打てて、木の枝の下をくぐり抜けたボールは、グリーンエッジに落ちます。でも球の勢いが強い……「止まってー!」という願いも届かず、ボールは止まらずグリーンをちょっとオーバー。いつもならガーン! と落ち込む場面ですが、伊能さんはこう話してくれました。
「『木の下を低い球で通す』というS子さんがやりたかったショットはできていたんですよね。なら、今回乗らなかったのは結果論! たとえばこれがトップして奥の林に入っちゃったとかならミスショットだけど、今のショットはミスじゃないんです。だって、次に似たような状況になったら、8番や9番を持てばいいだけですから」
たしかに……! 7番で低い球は思ったより低く出て、思ったより転がってしまいました。その経験があれば、8番や9番ならこのくらいの高さだろうなってジャッジできる。これって、自分の中に引き出しが増えてるってこと!? 今までだったら「ミスしてガッカリ」だったはずが、「引き出し増えた! ラッキー」みたいな気持ちに気がつけばなっています。
プレーヤーの気持ちを一瞬で変えてくれるプロキャディマジック。プロに言われると妙に納得できるし、パッと切り替えができちゃうんですよね~。本当凄い! 乗せられ上手(?)なS子は、このホールこそダボとしてしまいましたが、次のホールでパーセーブできちゃいました。
というわけで、大満足だったプロキャディさんとのラウンド。進藤大典キャディ、伊能恵子キャディにコースマネジメントしてもらうことで、いつものゴルフが全然違って見えました。うーん、まさにラグジュアリー。お二人に教わったことを忘れずに、これからもゴルフを頑張ろう! と思ったS子なのでした。