日本人選手が国際大会で活躍したり、元なでしこジャパンの選手がプレーするなどで近年話題になっている「フットゴルフ」に興味を覚えた新人記者・S子。ゴルフボールをサッカーボールに持ち替えて(?)アジア女王の前田春香選手の指導の元、初めてのフットゴルフに挑んだ!

フットゴルフのアジア女王と一緒にプレーしてきた

こんにちは、新人記者のS子です! 先日、昨年のフットゴルフでアジア女子チャンピオンに輝いた前田春香さんに話を聞かせてもらってきました。

フットゴルフはゴルフ同様パー72でスコアを競うスポーツで、道具もゴルフのように多く揃える必要がないなどハードルが低いことから、小さい子供から女性まで老若男女問わず楽しめると教えてもらいました。

画像: 普段はOLの24歳、前田春香さん(写真左)は日本代表選手として臨んだ「ヤマハ フットゴルフ アジアカップ」でアジア女王に輝いた実力者。今年の9月に開幕するフットゴルフワールドカップでの活躍も楽しみです!

普段はOLの24歳、前田春香さん(写真左)は日本代表選手として臨んだ「ヤマハ フットゴルフ アジアカップ」でアジア女王に輝いた実力者。今年の9月に開幕するフットゴルフワールドカップでの活躍も楽しみです!

ゴルフボールをクラブで打つのは最高に気持ちいいですけど、思い切りサッカーボールを足で蹴るのも気持ちよさそうですよね……というわけで、私もフットゴルフを体験してきました!

画像: サッカーボールはレンタルできました!

サッカーボールはレンタルできました!

プレーしたのは、今年の9月に開幕するフットゴルフワールドカップの会場でもある栃木県の「セブンハンドレッドゴルフクラブ」さん。ゴルファー目線でみると、とってもコースが広々していて、ベストスコア更新出来ちゃいそう!という印象ですが、前田選手いわくフットゴルフ目線で見ると「距離もあって、競技者でも楽しめるコース」らしいです。競技が違えば、コースに抱く印象も変わるんですね〜。

画像: サッカーボールが2球カップに入るほどの大きいカップがラフに切られていました。これを遠くから狙うのが楽しい!

サッカーボールが2球カップに入るほどの大きいカップがラフに切られていました。これを遠くから狙うのが楽しい!

セブンハンドレッドさんのコースにはラフにフットゴルフ用の直径約53センチのカップが切られていて、フットゴルフ用のティーイングエリアも用意されています。ゴルフコースのなかに、フットゴルフのコースもあるっていう感じです。ゴルフのプレー中にフットゴルフのカップに入ってしまったら、無罰でプレースみたいですよ!

画像: 前田さんの蹴りがかっこよすぎて、惚れ惚れしちゃいます!

前田さんの蹴りがかっこよすぎて、惚れ惚れしちゃいます!

S子はいつもゴルフをプレーしているのと同じゴルフウェアに着替え(動きやすいように短パンをチョイス)、シューズは芝を傷付けないようにスニーカーを用意してきました! しかし、これが大失敗。芝の上だとよく滑るんです。何回転んだかな……(笑)。ゴルファーがフットゴルフをプレーするならスパイクレスのゴルフシューズがお勧めですね!

プレーで使用するサッカーボールは「セブンハンドレッドゴルフクラブ」さんで1球500円でレンタル可能なので、今回はレンタルさせてもらいました!

画像: ボールにたどり着く前に転ぶS子。普通のスニーカーだと、滑って転んでしまうので要注意です! ゴルフされる方はスパイクレスのゴルフシューズがおすすめかも

ボールにたどり着く前に転ぶS子。普通のスニーカーだと、滑って転んでしまうので要注意です! ゴルフされる方はスパイクレスのゴルフシューズがおすすめかも

セブンハンドレッドクラブのフットゴルフの距離設定を見てみるとパー4の最長は165ヤード、パー3は55ヤード、パー5は238ヤードとゴルフでたとえると少し長めのショートコースくらいのイメージ。ティーイングエリアに立ってみると、やっぱり短いな~と感じます。

画像: ゴルフでも最近よくみる距離計測器。フットゴルフでも距離計測器を使用してピンの位置の距離を把握しているみたいです!

ゴルフでも最近よくみる距離計測器。フットゴルフでも距離計測器を使用してピンの位置の距離を把握しているみたいです!

さて、早速プレー開始です! アウトコースの1番ホール、165ヤードのパー4からスタートです。前田さんにお手本を見せてもらうと、蹴り方が凄くかっこいい……! 惚れ惚れします。S子も前田さんのようにと思って蹴ったボールはまさかのゴルフでいうチーピンのように左へ! そのあと蹴っても蹴っても一向に前へ進まず、結果パー4で「10」を叩いてしまいました(涙)。全然距離短くなかったです……サッカー初心者だとなかなか難しいのかな~。

画像: 初心者のS子にわかりやすく蹴り方を教えてくれた前田さん。段々と上達してきた気がします!

初心者のS子にわかりやすく蹴り方を教えてくれた前田さん。段々と上達してきた気がします!

「最初は左にいっちゃいますよね、でも大丈夫です! インサイド(キック)といって、足の内側でボールを蹴る方法が一番簡単だと思います。蹴るときに足首を固定したまま振り抜くのがポイントですよ」(前田)

と、サッカー初心者のS子にもわかりやすく教えてくれた前田さん。なるほど~! 2番ホール(152ヤード、パー4)で実践すると、なんとか前に飛びました。やった! ただ、コースが打ち上げになっていて遠くまで蹴れないS子のボールは、傾斜で戻ってきてしまいそうになることも……。

画像: 前田さんのアドバイスで少しづつボールが前に進むようになったS子

前田さんのアドバイスで少しづつボールが前に進むようになったS子

「傾斜が強いコースや、強風のときは、ボールが転がってしまうことよくあるんです。そういうときフットゴルフでは『ストップ』というルールがあるんですよ」(前田)

ゴルフボールより転がりやすく、風の影響を受けやすいサッカーボール。傾斜を上りきらずに転がり戻ってしまうことや、少しの傾斜でも風の影響で転がってしまうこともあります。そのときに使用されるルールが「ストップ」。サッカーボールが3秒止まってから「ストップ」と同伴者に声をかけて宣言すれば、それ以降ボールが仮に転がったとしても、止まった位置にリプレースできるというルールです。これはフットゴルフならではのルールだな〜。S子はその後、教わったばかりの「ストップ」に大いに助けられましたよ!

画像: ゴルフではグリーン上で、マークする光景をよくみる。フットゴルフはアプローチ(=2打目以降)から状況に応じてマークする必要があるみたいです。

ゴルフではグリーン上で、マークする光景をよくみる。フットゴルフはアプローチ(=2打目以降)から状況に応じてマークする必要があるみたいです。

ルールといえばもう一つ。ゴルフではグリーン上で、マークをしたり、ラインが重なっていると、マークをずらしてもらうことありますよね!フットゴルフでは2打目以降のアプローチで、ボール同士が当たってしまいそうな場合はマークOKみたいです!

さて話を戻して、前田さんのアドバイスもあって、2番ホールは4打目で、カップまで15ヤードくらいの距離に近づけました! すると、「この距離、狙えますよ!」と前田さん。15ヤードはゴルフならカップインはほぼ無理ですが、フットゴルフはカップが大きいから、この距離は狙える距離なんです。

「真っすぐ転がるようにつま先で蹴るといいですよ」という前田さんのアドバイス通りに蹴ると……なんとピンにあたってカップイン! これはゴルフのチップインなみに嬉しいです!前田さんが「長い距離から“カップ”を狙えるのがフットゴルフの特徴」と話していたのも納得ですね。

画像: ゴルフでは1~3メートルの“パット”も難しいけど、フットゴルフだと10メートル以上離れていてもカップを狙える距離なんですね!

ゴルフでは1~3メートルの“パット”も難しいけど、フットゴルフだと10メートル以上離れていてもカップを狙える距離なんですね!

もうひとつフットゴルフならではの面白さを見つけたのでお伝えしたいと思います。それは“傾斜”。ゴルフだとティーショット、セカンドから傾斜を読むというのは中々しない方が多いと思うんです。でも、フットゴルフの場合はティーキック(=ティーショット)から傾斜を読まないとどこに転がっていくのかわからないんです~!なので、常に傾斜をみて、ボールの転がりをイメージする必要があって、ちょっとプロっぽさを感じるところもあって、マネジメントが楽しかったです!

画像: グリーン上ではなく、ラフにカップが切ってあるため細かい傾斜はないものの、大きな傾斜や芝目を読む必要があります!

グリーン上ではなく、ラフにカップが切ってあるため細かい傾斜はないものの、大きな傾斜や芝目を読む必要があります!

ちなみにカップはグリーン上ではなく、ラフに切ってあるため、「カップ周り」の傾斜は結構キツイ。あまり平坦ではないので、カップをオーバーしたり、ショートすると戻ってくることが多かったです。この辺りはフットゴルフならではの難しさを感じました!

取材終了後のプレーだったため、5ホールだけのプレーでしたが、スコアは10、5、7、5、7でトータル14オーバー。スタートホールで10を叩いたあとは、ダブルボギーペースでのプレーとなりました。でも、遠くから大きいカップに入れるのが気持ちよくて、スコアが悪いのは全然気になりませんでした。楽しかったな〜。

10~20メートル以上からもカップを狙えるワクワク感。ティーキックから傾斜を読み、イメージ通りにできたときの達成感は、ゴルフとは一味違うものを感じました! 道具を揃えなくてもできて、家族や友達と一緒に始めやすいスポーツだな~と思ったS子なのでした。またやりたい!

取材協力/セブンハンドレッドゴルフクラブ

画像: ツアープロ蛭田みな美のラウンドを秋山真凜がじっくり生レポート!まさかのホールインワン!? youtu.be

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