突然のコーライグリーンにも対応
みなさんこんにちは、ギアオタク店長の小倉です。先日、花粉対策をしっかり講じてコースに行ってきました。そのコースはレイアウトや景色が好きでよく行くのですが、その日はコーライグリーンだったんです。
コースのレイアウトがコーライ芝とベント芝のツーグリーンになっていることは知っていましたが、過去数十回プレーしてきて初めてのコーライグリーンでした。たまたまベントグリーンのメンテナンスの時期だったんですね。
早速練習グリーンで転がりをチェックしてみると、コーライ特有の芝の強さでゾリゾリと転がり、勢いが弱まってくるとすぐに傾斜に流されていきます。ベントグリーンの感じで打つとまったくカップに届きませんでした。こりゃいかんといつもバッグに忍ばせている重量が軽いパターにチェンジ。それほど苦労することなくコーライ芝に対応でき、楽しくプレーすることができました。
パターへの考え方は人それぞれでプロでも1本にこだわる方、環境や自分の調子に合わせて複数本を使い分ける方と分かれます。前述した通り、私は複数本派です。大体エースとして使用しているパターのほかに、軽めのパターを常備しておき、自分のフィーリング以上の重いグリーンだったときに、そのパターを使用します。そうすることで自分のフィーリングを壊さないようにしているんです。
私は、カップまで届くだろうと思って打ったパットがショートするとそのうちインパクトで強さを出すようになり、大オーバーが突然出ることがあります。いわゆるパンチですね。それを防ぐためにあえて重量の軽いパター、つまり打っても飛ばないパターを使うことで、躊躇なく大きなストロークをしやすくしているんです。そのほうが普段のフィーリング、日本に多い9フィート前後の速さでプレーしているときの感覚が壊れなくて済みます。
私のこだわりは、重さを変えてもヘッドは極力似たモデルにしています。その方が、自分のやるべきことを増やさずに済みますから。
皆さんはグリーンの環境変化に対して行う対応策はどうされていますか?