1994年生まれ、鹿児島県出身の香妻陣一朗(こうづま・じんいちろう)は2019年にシードを獲得、初優勝が期待されるひとり。自身のYouTubeチャンネル「香妻陣一朗GOLFチャンネル」は登録者数2万人を超える。そんな彼の選ぶ14本のクラブとは?

飛距離より重点を置くのが“ロングショットの精度”

昨年2019年シーズンはZOZOチャンピオンシップに推薦出場するなど、多くの経験を積んだ香妻。オフの合宿ではひとまわり体が大きくなっていた。飛距離全盛の時代だからこそ、トレーニングを重ねたのかと思いきや「飛距離アップが目的ではありません。単純に体力をつけたかったんです」とひと言。彼が飛ばしよりも重点を置いているのが、ロングショットの精度であり、そのために昨年の秋からフェアウェイウッドとユーティリティを替えたのだという。

画像: 昨年はウッド型のUTを2本入れていたが、今年はアイアン型を投入。「操作性が高いので、長い距離でもコントロールできます」

昨年はウッド型のUTを2本入れていたが、今年はアイアン型を投入。「操作性が高いので、長い距離でもコントロールできます」

「昨年はウッド型のユーティリティが2本でした。長所は楽に高さが出て、ラフからもフェアウェイと同じように打てること。ただ、風に弱いという弱点があったので、1本はアイアン型に替えました。ティショットでも使えますし、弾道が吹き上がらないので長い距離でも狙っていけるんです」

ツアーで勝つためには、200ヤードを超える距離の精度を上げる必要があると考え、このオフは徹底的にそこを鍛えている。

「今年はショットの精度が鍵だと思っています。とくにロングショット。ここの数字が上がってくれば、勝つチャンスはあると思います。頑張ります!」

画像: 香妻陣一朗のクラブセッティング

香妻陣一朗のクラブセッティング

【香妻陣一朗の14本】
1W:スリクソン Z785(9.5度、ディアマナ Dリミテッド、硬さ:X)
3W:ナイキ ヴェイパー スピード(15度)
UT:スリクソン Z H85(16度、ツアーAD DI105、硬さ:X)
UT:スリクソン Z U85(23度、DGツアーイシュー、硬さ:X)
4I・5I:スリクソン Z585、7I~PW:スリクソン Zフォージド(DGツアーイシュー、硬さ:X100)
AW・SW:クリーブランド588 RTX2.0(52度・58度、DGツアーイシュー、硬さ:X100)
PUTTER:オデッセイ ミルドコレクション #6M

週刊ゴルフダイジェスト3/31号「pro's spec」より。撮影/有原裕晶

This article is a sponsored article by
''.