ダスティン・ジョンソンの2019年のクラブセッティングで目を引くのが、3番ウッドの下に入れているクラブだろう。なんと、“ユーティリティ”が入れられている。
選んだのはSIM MAXレスキューで、ロフト角は19度。実はこのSIM MAXレスキューは、今年ロリー・マキロイもバッグに入れたことで大きな話題となったクラブ(ロフトも同じ19度)。日本でも、マキロイやDJがバッグに入れたという情報を聞きつけたギア好きの間で話題になっているクラブだ。
ウッド類はSIMで統一。ドライバーのシャフトは、フジクラがPGAツアーの選手のために作ったというニューモデル「ベンタス」の6Xを差している。
全体に“上が厚い”セッティングで、ウェッジは52度の下に62度を入れている。10度ものロフトギャップがそこにはあるが、ロングゲームを重視したセッティングにすることで、中断前までのPGAツアーでイーグル率1位と、高い攻撃力でねじ伏せるゴルフを展開している。
【ダスティン・ジョンソンの14本】
1W:テーラーメイドSIM(10.5度、フジクラVENTUS BLACK、硬さ6X)
3W:テーラーメイドSIM(15度、アルディラRIP AIpha、硬さ90X)
UT:テーラーメイドSIM MAXレスキュー(19度、プロジェクトX HZURDUS BLACK、硬さ105X)
3I:テーラーメイドP790
4I~PW:テーラーメイドP730 DJプロト(DG ツアーイシュー、硬さX100)
52度、62度:テーラーメイド ミルドグラインド2(KBSツアーカスタムBLACK、硬さ120S)
PUTTER:テーラーメイド スパイダーツアーMINI
BALL:テーラーメイドTP5
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