「TS3」と「T100」で復活なるか!?
スピースのセッティングからは、最近のPGAツアーのトレンドがよくわかる。
ドライバー、3番ウッドの下に近年PGAツアーでも使用者が増えているウッド型のユーティリティ。さらにその下に、アイアン型のユーティリティをもう1本。3番、あるいは4番アイアンだけユーティリティ形状にしたり、やさしいアイアンを入れるのもトレンドのひとつ。
そして、セットのアイアンは5番から9番。セットのピッチングウェッジは抜き、ボーケイの“単品ウェッジ”を入れているのも近年まま見られる工夫だ。
全体的に“上”を薄くして“下”を厚くしたセッティングだが、そのこともあるのかパフォーマンスの指標を見ると、グリーン周りの指標はツアー10位と非常に良い。反面、ティショットやグリーンを狙うショットの指標はともに190位代と悪い。
昨年チェンジしたTS3ドライバーとフジクラのVENTUSシャフト、そしてT100アイアンによってこのあたりの指標が良くなってくると、また強いジョーダンが見られるのではないだろうか。
【ジョーダン・スピースの14本】1W:タイトリスト TS3 (10.5度、フジクラVENTUS ブルー6X)
3W:タイトリスト 915F(15度、ツアーAD DI7X)
UT:タイトリスト 818H2(21度、ツアーAD DI95X Hybrid)
4I:タイトリスト U500
5I~9I:タイトリスト T100(プロジェクトX 6.5)
48度、52度、56度:ボーケイ SM7(プロジェクトX 6.0)
60度:ボーケイプロト
PUTTER:S・キャメロン サークルT 009
BALL:タイトリスト プロV1x
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