PGAツアー通算11勝、元世界ランク1位、そしてメジャー3勝の実績を誇りながら、最近では思うような活躍ができていないジョーダン・スピースだが、2019-2020シーズンは8試合に出場して予選落ちは1回、トップ10入りは2回と、少しずつ復調しつつある印象を受ける。そんなスピースのクラブセッティングを紹介!

「TS3」と「T100」で復活なるか!?

スピースのセッティングからは、最近のPGAツアーのトレンドがよくわかる。

ドライバー、3番ウッドの下に近年PGAツアーでも使用者が増えているウッド型のユーティリティ。さらにその下に、アイアン型のユーティリティをもう1本。3番、あるいは4番アイアンだけユーティリティ形状にしたり、やさしいアイアンを入れるのもトレンドのひとつ。

画像: 1993年生まれで、同世代のトップランナーだったが最近ちょっと元気のないスピース。新しくしたクラブでV字回復が見たい!

1993年生まれで、同世代のトップランナーだったが最近ちょっと元気のないスピース。新しくしたクラブでV字回復が見たい!

そして、セットのアイアンは5番から9番。セットのピッチングウェッジは抜き、ボーケイの“単品ウェッジ”を入れているのも近年まま見られる工夫だ。

画像: 長く915D2ドライバーを使っていたが、TS3にチェンジ。シャフトはフジクラのPGAツアーで人気の高いニューモデル「VENTUS ブルー」を採用

長く915D2ドライバーを使っていたが、TS3にチェンジ。シャフトはフジクラのPGAツアーで人気の高いニューモデル「VENTUS ブルー」を採用

全体的に“上”を薄くして“下”を厚くしたセッティングだが、そのこともあるのかパフォーマンスの指標を見ると、グリーン周りの指標はツアー10位と非常に良い。反面、ティショットやグリーンを狙うショットの指標はともに190位代と悪い。

昨年チェンジしたTS3ドライバーとフジクラのVENTUSシャフト、そしてT100アイアンによってこのあたりの指標が良くなってくると、また強いジョーダンが見られるのではないだろうか。

【ジョーダン・スピースの14本】1W:タイトリスト TS3 (10.5度、フジクラVENTUS ブルー6X)
3W:タイトリスト 915F(15度、ツアーAD DI7X)
UT:タイトリスト 818H2(21度、ツアーAD DI95X Hybrid)
4I:タイトリスト U500
5I~9I:タイトリスト T100(プロジェクトX 6.5)
48度、52度、56度:ボーケイ SM7(プロジェクトX 6.0)
60度:ボーケイプロト
PUTTER:S・キャメロン サークルT 009
BALL:タイトリスト プロV1x

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月刊ゴルフダイジェスト2020年5月号

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