ゴルフスウィング動画をAIが診断するというNTTドコモが開発した無料アプリ「GOLFAI(ゴルファイ)」が発表された。さっそく、新人ゴルフ記者S子が試してみると……スウィングのクセが丸裸になっちゃった!?

「GOLFAI」はNTTドコモが作ったアプリ

こんにちは、新人記者S子です。みなさんは練習場でスウィング動画を撮ったりしますか? S子はたまに撮影して、昔の自分のスウィングと比較したりしています。

スウィングを撮影して上達を目指すS子ですが、なかなか上手くならないのが悩み(涙)。なにか上達のヒントないかな〜と調べていたら、スウィング動画をアップロードするだけでAIが診断してくれて、スウィングの弱点を教えてくれる無料アプリが出るという噂を嗅ぎつけました!

そのアプリとはNTTドコモが開発した「GOLFAI(ゴルファイ)」というもの。今日2020年3月25日にリリースされたばかりのそのアプリ、早速アップルストアでダウンロードしてみました!

アプリを開いてみると「動画一覧」「選択削除」「動画追加」「動画撮影」といったアイコンが画面下に表示されていて、操作は簡単そうです。実際にスウィング診断してもらうため、「動画追加」をタップして、少し前に万木城カントリークラブの練習場で撮影していたスウィング動画をアプリに入れてみました!

動画をアプリ内に保存すると、AIが診断してくれるというシステムで、診断が完了するまではだいたい1~3分程度かかるみたいです。リリースを見ると、「ポジションごとの姿勢やクラブヘッドの軌道を見える化し、スウィングの基準線が自動記入されるため、自身のスイングとの比較が可能」みたいなことが書いてあります。

「AIが一連のスイング中で代表的な4つのポジション、アドレス、トップ、インパクト、フィニッシュを自動で検出し、画面内に表示します。AIは、これらの姿勢情報、クラブヘッドの軌道情報、ポジション情報から、スウィングの弱点やスウィングタイプを診断します」

とのこと。なにそれすごい……! と待つこと3分。アプリ内の診断結果を見てみると、これ本当にすごいです。動画はS子のアドレスからはじまるのですが、「姿勢」という項目をONにすると、頭、肩、ひじ、手首、股関節、ひざ、足首などを(たぶん)AIが判断して線で結び、それがS子が動くたびに自動的に動くんです! 体中にセンサーを付けないとできないモーションキャプチャーを、AIが自動でやってくれてる感じ。

画像: 「姿勢」「ヘッド軌道」「補助線」をOFFにすると写真右のように修正ポイントのみが反映され、ONにすると姿勢の情報などがリアルタイムでわかるみたいですね!アドレスでは前傾角度が浅いと指摘........直すところがいっぱいあるな~(笑)

「姿勢」「ヘッド軌道」「補助線」をOFFにすると写真右のように修正ポイントのみが反映され、ONにすると姿勢の情報などがリアルタイムでわかるみたいですね!アドレスでは前傾角度が浅いと指摘........直すところがいっぱいあるな~(笑)

「補助線」をONにすると、ヘッドと両肩、ヘッドと股関節を結んだラインも表示されます。この幅のなかで振りましょうってことですかね。それと、ヘッド軌道もわかるはずなのですが、動画の撮り方が悪かったみたいで、反映されませんでした。さすがに画面にヘッドが映ってなかったら、いくらAIでもお手上げですよね(笑)。

もうひとつすごいのが、スウィング中の「A(アドレス)」から「T(トップ)」「I(インパクト)」「F(フォロー)」のポジションをAIがこれまた自動的に検出してくれて、しかもポジションごとに姿勢を分析してくれるところ。

たとえば、S子の「A」のポイントを見てみると、こんなアドバイスが書かれています。

「おっと! アドレスの前傾角度が浅いようです。お尻が下がる腰掛けスイングになっていませんか? 適正な前傾角度:20〜30度 あなたの前傾角度:16度」

たしかに、わたし前傾浅いかも……! テークバックでのオーバースウィングも悩みなのですが、それもバッチリAIに指摘されてしまいました(笑)。

画像: 「A(アドレス)」から「T(トップ)」「I(インパクト)」「F(フォロー)」のポジションをAIが診断してくれて、修正ポイントまで教えてくれちゃいます。

「A(アドレス)」から「T(トップ)」「I(インパクト)」「F(フォロー)」のポジションをAIが診断してくれて、修正ポイントまで教えてくれちゃいます。

ただ、弱点がわかってもどう修正していいのか普通はわからないですよね。S子もそのうちのひとりですが「GOLFAI」ではユーザーの弱点に対応したレッスン動画を紹介してくれるんです。アプリ監修はプロコーチの阿河徹さん。これはうれしいです。

今はYouTubeやネット上で様々なゴルフ理論が見れる時代ですが、自分の弱点がどこにあって、それを克服するためになにが必要なのか判断するのは難しいもの。ぜひみなさんも一度AIにスウィング診断してもらってみては?

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