5番ウッドと3番アイアンを抜いてユーティリティと60度ウェッジを入れた
2018年に全英オープンを制したときは契約フリーの立場だったモリナリ。2019年にキャロウェイとクラブ契約を交わし、同年のマスターズでは最終日に崩れたものの、タイガー・ウッズと優勝争いを繰り広げた。
そんなモリナリだが、全英制覇時と比べるとクラブセッティングがよりシンプルになっている。当時はドライバーの下に13度の3番ウッドを入れ、5番ウッド、2本ユーティリティアイアン、アイアンは5番からというセットだったが、2020年のセッティングを見ると、5番ウッドを抜いてユーティリティを入れ、アイアンは4番からになっている。また、3番アイアンもセットから消え、代わりに60度のウェッジを入れているようだ。
キャロウェイの最新モデルといえば「マーベリック」シリーズだが、モリナリはひとまず3番ウッドの「マーベリック サブゼロ」だけをイン。ドライバーはエピックフラッシュ サブゼロ トリプルダイヤモンドを継続使用していた。トリプルダイヤモンドはツアー仕様のヘッドで、ヘッド体積が通常モデルよりもやや小さい。日本では石川遼が愛用したドライバーだ。
マスターズは延期、イタリア代表としての参戦が確実視された東京五輪も延期となってしまったが、ツアー再開後はまた元気が姿を見せてくれるはずだ。
【フランチェスコ・モリナリの14本】
1W:キャロウェイ EPIC FLASH サブゼロ(9度、三菱ケミカル TENSEICKプロ ブルー70TX)
3W:キャロウェイ MAVRIK サブゼロ(15度、三菱ケミカル TENSEI CKプロ ブルー80TX)
UT:キャロウェイ APEX Hybrid(18度、三菱ケミカル TENSEI CKプロ ブルー90TX)
4I~PW:キャロウェイ APEX PRO(トゥルーテンパー DG X100)
ウェッジ:キャロウェイ MD5 JAWS(50度、56度、60度、トゥルーテンパー DG X100)
PUTTER:オデッセイ・トゥーロン オースティン
BALL:キャロウェイ クロムソフトX
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