世界中のスポーツイベントが延期/中止される異常事態のなかゴルフルールを司るお堅いイメージのR&A(ロイヤル&アンシェントGC)が#GolfAtHome(おうちでゴルフ)キャンペーンを実施している。ヨーロッパの選手を中心に面白&ためになる動画が満載だ。

トップアマ、トッププロも「おうちでゴルフ」

まずはイギリスのトップ女子アマ、ロッティ・ウォードの投稿。庭に背丈ほどのフェンスを立て、その背後にカゴを設置。本人はフェンスを挟んでカゴとは反対側の芝生から見事なロブショットを披露。打球がフェンスをぎりぎりで越えカゴにインする様子をスローモーションでアップしている。

画像: The R&A on Twitter twitter.com

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外出禁止令が出されて閉塞感が漂う英国で、自宅の庭で満面の笑みで飛び跳ねガッツポーズを見せるウォードの姿に「癒された」という声が。

そのほかさまざまな人がキャンペーンに参加しているが、なかでも突出しているのがパドレイグ・ハリントン。

画像: メジャー3勝を挙げているパドレイグ・ハリントン(左)や元世界ランク1位のジャスティン・ローズ(右)もレッスン動画を投稿している。#GolfAtHome で検索してみよう

メジャー3勝を挙げているパドレイグ・ハリントン(左)や元世界ランク1位のジャスティン・ローズ(右)もレッスン動画を投稿している。#GolfAtHome で検索してみよう

R&Aのサイトでは「スライスを矯正する方法」をインドアで解説。「スライサーが曲がりを少なくするには逆のスウィングをやらなくてはならない。素振りではテークバックを意識的にインサイドに上げて、自分の右足の前の地面を擦るイメージで右に振り抜いてください」

画像: Padraig Harrington on Twitter twitter.com

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大袈裟に左に振る(アウトサイドイン軌道で)傾向があるスライサーはインサイドアウトで右に振るドリルを行うことで「曲がりの幅を小さくできる」とハリントン。

ライダーカップの次期ヨーロッパチームキャプテンでメジャー3勝の彼は自身のインスタグラムでアプローチからバンカー、球筋のコントロール、手ではなく体で打つドリル、そしてパッティングの極意まで、まとめると一冊レッスン本ができるほどさまざまなレッスン動画を上げており要チェック!ビデオを回しているのは息子さんなんだとか。

「おうちでゴルフ」キャンペーンでは自宅のカーペットあるいは床からアプローチする動画が多い。日本の住宅事情ではなかなか難しそうだが、タイガーも幼少のころは家のなかに父が網を張り巡らせさまざまなショットを練習したというし工夫次第で楽しめそうだ。

欧州ツアーでは自宅でトイレットペーパー(ロール状)をボールに見立てリフティングし最後はそれを打つ、という動画を選手たちが競うように載せている。

ジャスティン・ローズはカーペットの上からアプローチを行い、ビリーヤード台のポケットにボールをカップインさせる動画をアップ。

「おうちでゴルフ(#GolfAtHome)」動画を見てつかの間ほっこりした気分を味わいたい。

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