プロたちがSNS上で披露するなどして話題のウェッジリフティング。実はこのリフティング、単なる遊びに留まらずゴルフの上達に結び付くと、業界屈指のギアオタクでクラブフィッターの小倉勇人は言う。詳しく話を聞いてみよう。

30ヤードのアプローチでボールのとらえ方が変わる

みなさんこんにちは、ギアオタク店長の小倉です。中々好転しない情勢ですが、ご自宅でいかがお過ごしでしょうか。

最近SNSで人気を博しているのがウェッジリフティング。ウェッジを使ってゴルフボールをサッカーのようにリフティングしてポケットに入れる動画を公開されている方が多くいらっしゃいますね。

画像: ウェッジのフェース面で、ボールを地面に落とさずに弾き続けるウェッジリフティング。ステイホームの現在、プロたちがSNS上で披露したリフティング動画が話題となった(写真はイメージ 撮影/田中宏幸)

ウェッジのフェース面で、ボールを地面に落とさずに弾き続けるウェッジリフティング。ステイホームの現在、プロたちがSNS上で披露したリフティング動画が話題となった(写真はイメージ 撮影/田中宏幸)

昔某スポーツメーカーのCMで、撮影中にタイガー・ウッズが休憩中遊びでやっていたウェッジリフティングがあまりに見事で、それがそのままCMに起用されたなんてことがあったのを思い出しました。

このウェッジリフティング、昔の話ですが私も凄く練習しました。動機は練習の合間の暇つぶしという点もあったのですが、これをやるとアプローチが上手くなるよと言われたから。

ゴルフクラブは手で持つシャフトの延長線上にフェースがありません。こんな特殊な道具は日常にはなく、ゴルフクラブ以外はアイスホッケーのスティックぐらいでしょうか。そういった道具を使い慣れるには結局その道具を使って慣れるしかないですから、狭いスペースでできるウェッジリフティングは、効果があると私は思っています。

実際にやってみるとフェース面を水平に保つのが難しく、さらにボールをしっかりバウンドさせるためには芯で打つ必要があります。手のひらの向きとフェース面をリンクさせる意識を持って体の重心を揺さぶらないようにやるのがコツでしょうか?

個人的な感覚ですが、リフティングができるようになってから30ヤード以内のアプローチのボールのとらえ方が変わったような気がしました。ボールのとらえ方が上手くなった実感があった記憶があります。

是非みなさんもチャレンジしてみてください。できれば周りにはタオルなどひいてボールが落ちても音がしないようにするのがオススメです。フローリングなどに落ちると結構大きな音がしますからね……くれぐれも家族やご近所さんからのクレームにならないようにご注意を~。

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