「グリーン周りでの往復ビンタがなくなると、もっとスコアがまとまるよ」初心者ゴルファーは、そんなふうにアドバイスされることがある。この「往復ビンタ」ってどんな意味だろう? そして、それを防ぐには?
グリーン周りからオーバーして、オーバーしたところからまたオーバー
グリーン周りまできて、アプローチをミス、ボールはグリーンの反対側へ。意気消沈して再度アプローチを試みると、またもミスして、ボールが最初にアプローチした場所の近くに逆戻り。この、グリーンを挟んで行ったり来たりの悲劇を俗に、「往復ビンタ」と呼ぶ。グリーン目前でのミスの「痛さ」と、平手打ちの肉体的「痛さ」をかけ、なおかつ、物理的にグリーン上を「往復」する様子を揶揄した、なかなかうまい表現ではある。
![画像: グリーン周りで起こる悲劇「往復ビンタ」。あなたは何のことか知っている?(撮影/有原裕晶)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2020/05/13/98989e62dae213a36dbfb3f79177ba54fa931bd3_large.jpg#lz:xlarge)
グリーン周りで起こる悲劇「往復ビンタ」。あなたは何のことか知っている?(撮影/有原裕晶)
使い方は、例えば、「さっきのパー5、もう少しで2オンだったのに、そこから往復ビンタで結局ボギーだよ」といった具合。
ちなみに、往復ビンタを避けるには、可能な限りパターを使うというのが最善の策であろう。「最悪のパッティングは、常に、最悪のチップに勝る」というのは、欧米の格言である。
(ゴルフダイジェストTVより)
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