ツアープロの練習法を自宅で再現することはできるか
こんにちは! 新人記者・S子です。新型コロナウイルスの影響で在宅での仕事が長くなってきました。ゴルフの練習も、もっぱら家がメインの舞台。でも、正直アプローチ練習もパター練習も飽きてきた……。ボール打ちたい……。
なにか自宅でもできるいい練習法ないかな〜と「みんなのゴルフダイジェスト」の過去記事をチェックしていると、「これだ!」というものがありました。それが、松田鈴英プロがツアー会場でいつもやっている“ペットボトルにゴムティ“ドリルです。
どんな練習かというと、500mlのペットボトルの飲み口(キャップ)にゴムティをくっつけて、超ハイティアップ状態のボールを打つというドリル。これ、やってみたいな〜とずっと思っていたんですが、街の練習場じゃできませんよね。
でも、ボールをスポンジボールにして、クラブを自宅練習用の短尺アイアンにしたら……? なんかイケそうです!
ということで、早速特製ティを作るところから試してみましたが、ゴムティをペットボトルのキャップにくっつけるのが意外と難しい……最初はガムテープで試すも上手くいかず、接着剤はくっつくものの、スウィングしたときにティを叩くとティごと飛んでしまいます。
そこでひらめいたS子は棚を組み立てるときの予備のネジを用意。キャップの裏側からゴムティを固定してみると、上手くいきました!
ペットボトルが倒れないように水を入れて、スポンジボール、短尺クラブを用意したら準備OKです! ただ、ここでフと疑問。松田プロは片手打ちをしたりクロスハンドで打ったりと工夫をしながら練習していましたが、アマチュアはどうやって練習するのがいいんだろう? そこで、松田プロのコーチを務める黒宮幹仁プロコーチに聞いてみました。
「まずは腰から腰までのスウィングで両手打ち。慣れてきたら左手を下にするクロスハンド、両手を離して握るスプリットハンドの順で練習してみましょう。このときに顔とボールの位置を変えないことがポイントとなるので、正面に鏡を置いて確認しながらやるのもいいと思います。ボールをレベル軌道で打てるようになると入射角も安定するので、飛距離も伸びるし、ボールも曲がらない、ドローボールも打てるようになりますよ」
なるほど~! 黒宮コーチ、ありがとうございます! 教え通り鏡をセットして、言われた順に試してみると、スプリットハンドが難しい! S子はペットボトルが倒れました(笑)。最後に練習する打ち方だけに一番難しいみたいですね~。ただ、「スプリットハンドでペットボトルティアップのボールが打てればシングルプレーヤーになれますよ」(黒宮コーチ)とのことなので練習あるのみですね!
ちなみにこのドリルを行うときはミドルアイアンほどの前傾角度が理想のため、背が高い方は2リットルのペットボトルの高さで練習するといいようです。S子は身長が155センチなので、500mlのペットボトルでちょうど良かったです。
練習場に特製ティを持っていくのは恥ずかしいけど、自宅であれば問題ないですよね! S子はまだ上手くできませんがこの練習が気に入ったので、引き続きコソ練したいと思います。みなさんも是非ためしてみてはいかがでしょう?