新型コロナウイルスの感染拡大により思うようにプレーできないゴルファーのため、世界中のプロゴルファーたちがSNSにレッスン動画を投稿している。元世界ランク1位のルーク・ドナルドもその一人だが……バンカーレッスン中にまさかのシャンク!?
アマチュア向けのバンカーレッスン中に“珍事”発生
元世界ランク1位のルーク・ドナルド(@LukeDonald)は自身の公式ツイッターで様々なレッスン動画を自身のイニシャルをつけて「LD tip」として投稿している。そのひとつとして、ゴルフ場でバンカーショットのレッスンを行っている動画が投稿された。
動画上で「バンカーショットではクラブのバウンスを使うのが大切」だと説明するルーク。まずは60度のウェッジで見事なバンカーショットを披露すると、クラブをピッチングウェッジに持ち替え、思い切りフェースを開き、ハンドダウンの構えをとると、60度ウェッジでの一打と同じような高くソフトな弾道のバンカーショットを成功させる。
このように、サンドウェッジでないクラブでバンカーショットをすることで、クラブのバウンス、そしてロフトを使えているかがチェックできるというわけだ。そして、それをさらに証明すべくピッチングウェッジを6番アイアンに持ち替えたとき、事件は起きる。
ピッチングウェッジよりもさらにフェースを開き、ハンドダウンに構えて打ったボールは……まさかのシャンク! これには本人も「シャンクしたね(笑)」と苦笑い。もう一度仕切り直して打つと、さすが元世界ランク1位。6番アイアンとは思えない高く、柔らかく、スピンの効いたショットとなったが、ルーク・ドナルドのシャンクは間違いなくお宝映像だ。
シャンクしたからといって動画を撮り直したりせず、そのまま公開するあたりはさすが名手の余裕といったところか。こういった“手作り感”も魅力のプロたちのレッスン動画。ステイホームの今こそトップ選手のSNSをチェックしてみるもいいかもしれない