2回行けばお釣りがくる!
サービスを運営するイグジット株式会社は、「野郎ラーメン」の月額8600円(税抜き)で1日1杯食べられたり、「カラオケの鉄人」(税抜き)で月額1500円で歌い放題できたり、月額5000円で1日1杯コーヒーをテイクアウトできる「上島珈琲PASS」といったサブスクサービスをアプリでできる「サブする」というスマホアプリを提供している会社。
そこと組み、新たにゴルフのサブスクサービスに参入したのはなぜか、鷲ヶ岳高原ゴルフ倶楽部の河合伸康支配人に聞いてみると「冬期事業として、スキー場での『スベリホーダイ』というサブスクリプションサービスを展開しておりました。スキーシーズンの実績をゴルフ場でも流用できないかと考え『ゴルホーダイ』を作成しました」という答えが返ってきた。

スキー場での実績をもとに、ウェブサイト、メール会員、SNSなどで20〜30代に周知しやすいことから、サービスをゴルフへと水平展開したということのようだ。
サブスクサービスが受けられる「鷲ヶ岳高原ゴルフ倶楽部」の通常のプレーフィを調べると、ビジターで1万140円からとある。サブスクの料金は月額1万8800円なので、2回で元がとれる計算だ。ラーメンやコーヒーのサブスクに比べると、元がとれるまでの回数が極端に少ないが、そこにはこのような狙いがある。
「若年層が月に2回プレーをする実績は大変少ないため、売上減より来場回数を増やしていただくことを重視しています。同伴者の情報発信を含め、将来的にゴルフ場の来場を促すことが狙いとなります」(河合支配人)
サブスクサービスを通じて20代、30代のゴルファーを創出し、それによって長期的なゴルフ場の経営を安定させるというのが大きな狙いであるようだ。コースが限定されるとはいえお得感はかなりある(ただしサービスは1ラウンドのプレー料金のみ)ので、これがきっかけでゴルフにハマる人も出てきそうだ。
若者のゴルフ離れは世界的な課題。その対策としてサブスクは有効なサービスであるように思える。新たなプレースタイルとなるか、注目だ。
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