セルフチェックで上手くなる!売れっ子コーチに誌上入門
トラック1台分のボールを打てば上級者。そんな時代はとうに過ぎ、今では、様々な機器を使ってスウィングを立体的に分析し、コーチングする……なんてことが当たり前のように行われています。
そう言われても、「プロが持っていたり、最新設備のゴルフショップにあったりするような機械がないとできないんでしょ」なんて思うかもしれません。でも、ミスショットを激減させる「クラブとカラダの正しい動かし方」は、スマホやビデオカメラが1台あれば身に付けられちゃうんです。
データとアナログが融合した、コーチングの新時代をけん引する売れっ子コーチの目澤秀憲。彼が率いる〝チーム目澤〟は、昨年に有村智恵プロが加入して、ツアーでも一大勢力に。
そこは動画や解析機器を駆使して、最先端スウィング理論や理想のインパクトを追求する、まさに上達の最前線。
一体何が行われているのか、詳しく聞いてきました。
誌面では、スウィングタイプ別の傾向と対策早見表や、私たちアマチュアに多い「スライス&ダウンブロー」タイプの矯正レッスン、チーム目澤の鉄板ドリルなど、データとアナログが融合したハイブリッドなレッスンが盛りだくさん。
これを読んで、ゴルフレッスンの新時代を体感しよう!
フェアウェイバンカーでのダフリを無くそう
「芝の上ならビシッと打てるのに、フェアウェイバンカーに入ると決まってダフリ…」そんなお悩みを一挙解決!
実は、「フェアウェイバンカーからはボールをクリーンに打つ」というセオリーがミスを引き寄せていたんです。クリーンに打つためにクラブを鋭角的に下ろすようなスウィングが、打ち込みすぎにつながり、ダフリ連発…ということだったんです。
「左足体重のダウンブローで、ハンドファーストにというのは絶対条件ではありますが、その範囲内で打ち込みすぎないのが大事ですよ」とは、ETGA愛知校チーフインストラクターの米田貴プロ。
誌面では、ティアップをイメージしたフェアウェイバンカーからのナイスショットの考え方や、クリーンにボールをとらえるためのアドレスの作り方などをご紹介。「そこから乗せてくるか!」と同伴者もビックリするような、フェアウェイバンカーからのナイスオンを連発だ!
使ってて上手くなるのは…難しいorやさしいアイアン?
ポケキャビ、中空、マッスルバック…。アイアンもどんどん多ジャンル化しているが、「難しいアイアンを使った方が技術は身につく」というのもよく聞く話。では、どんなアイアンを使えば上達するのか、もしくはスコアが良くなるのか。
クラブデザイナーやプロゴルファー、クラブチューナーに「上手くなるため」という観点で話を聞いてみると、さまざまな意見が出ました。
「やさしいクラブは、ボールを上げようとしたりつかまえようとしたりする動きが入らないので、スウィングが自然によくなります。何番まで打てるのか、狙ったところに10発中何発いくのか、などの確率の高さを考えるとやさしいモデルがいいと思います」(クラブチューナー鹿又芳典氏)
「難しいアイアンは芯に当たった時と当たらなかった時の差をはっきりと感じることができます。だから、入射角を揃えるというような〝技術力〟を上げるなら難しいアイアンの方が向いています」(伊丹大介プロ)
他にも、やさしいと難しいとは、そもそも何が違うのか、具体的なクラブ性能の違いを検証しています。もう一度アイアンショットに何を求めるのかを考えてみれば、自分にぴったりのアイアンが見つかるかも!
2mがズバズバ決まる!エースパターを探しに行こう
これさえあればカップインが狙える!信頼できるパターを持っていますか?
8月号のセンター付録は、これからずっと使い続けたくなるようなエースパターを探しに行く「パターBook」
人気ブランドのスコッティキャメロン、ピン、オデッセイ、テーラーメイドの最新モデルを徹底分析しています。
自身の名を冠したブランドが、プロから絶大な信頼を集める名匠、スコッティ・キャメロン氏にパター選びで大切なことは何か、アドバイスを頂きました。
「多くの選手が気にするポイントは〝ルックスがよいこと〟〝音がよいこと〟〝フィーリングがよいこと〟の3つです」(スコッティ・キャメロン氏)
さすがはプロのこだわりというところだが、我々アマチュアにも重要なポイントだという。
「デザインやスタイルが好みでなければ手に取らないでしょう。気に入ったデザインを選び、長さや重さを見極めたら、そのパターのパフォーマンスを生かせるグリップを試してみるのもいいと思います」(スコッティ・キャメロン氏)
他にも、それぞれのメーカーの注目モデルやプロ使用モデルの解説、お悩み別のおすすめモデルなど盛りだくさん。あなたにぴったりの〝エースパターの条件〟がきっとわかるはず。
これを持ってゴルフショップに駆け込みたくなるような、取り外しができる保存版付録です。
プロが知ってる〝秘密のラフ打法〟大公開!
深くて難しいイメージのある夏のラフだが、実は梅雨のラフが、育ち盛りかつ湿気をたっぷり含んでいるため、いちばん難しいんです。
ラフに入るとリキみまくってしまう我々アマチュアに待ったをかけるのは、ツアー7勝のショットメーカー、今野康晴プロ。
「ラフに入ると球が沈むと思い込んでいるから、やたらとリキんでマン振りしちゃうんですよね。でも、日本の高麗芝や野芝のラフは、実はあまり球が沈まないんです。芝の中で浮いているような状態。そんなラフでは上から打ち込んではダメ。手前からヘッドを滑らせるように打ちましょう」(今野康晴プロ)
誌面では、浮くラフ、沈むラフの見分け方や、プロならではの〝ラフ打法〟を解説しています。
雨予報が多い今の時期は、レインウェアや予備のグローブなどを持っていく人も多いはず。これを読んで、梅雨の時期こそ大事な、プロ直伝の〝ラフ打法〟も忘れずに準備していって下さい!
紹介した特集以外にも、湿気とマスクで今年特に危険な熱中症対策や、おどろくほど打ちやすい台形にソールを削ったウェッジ、中空・ネオキャビのアイアンプレゼント企画などを掲載しています。
特集企画はもちろん、連載ページにも、次のラウンドに役立つ情報や、上達レッスンなどが盛りだくさん。
続きは、現在発売中の月刊ゴルフダイジェスト2020年8月号でチェックしてください!