石川遼、青木瀬令奈ら男女プロゴルファー5名がゴルフトーナメント事業従事者を対象にした支援基金「ゴルフトーナメント業務従事者支援基金」を発足。クラウドファンディングにて支援金の出資募集をスタートした。

新型コロナウィルスの感染拡大を受け、国内男女ともに多くの試合が中断となっているのはみなさんご存じのことだろう。ツアープロにとってすれば、生活のためにお金を稼ぐ“職場”がないという危機的な現状と言える。

そしてそれは、トーナメントを支える関係者たちにも言えること。大会運営陣はもちろん、会場での各種ギャラリーサービスに携わる人たちや、選手に帯同しともに戦うプロキャディたちも、試合のキャンセルに伴って仕事が激減してしまっているのだ。

そんな現状を鑑みて、青木瀬令奈、有村智恵、石川遼、時松隆光、宮里優作の男女プロゴルファー5名が任意団体「Tournament Players Foundation」を設立。ゴルフトーナメント事業従事者を対象とした支援基金「ゴルフトーナメント業務従事者支援基金」への出資を、クラウドファンディングサービス「READYFOR」を活用して(https://readyfor.jp/projects/GOLF_FUND)、7月21日から8月31日まで募集している。

画像: 青木瀬令奈、有村智恵、石川遼、時松隆光選手、宮里優作、男女プロゴルファー5名がクラウドファンディングにてゴルフトーナメント事業従事者に対する支援金の出資を募っている(画像はゴルフトーナメント業務従事者支援基金プロジェクトページのキャプチャ)

青木瀬令奈、有村智恵、石川遼、時松隆光選手、宮里優作、男女プロゴルファー5名がクラウドファンディングにてゴルフトーナメント事業従事者に対する支援金の出資を募っている(画像はゴルフトーナメント業務従事者支援基金プロジェクトページのキャプチャ)

クラウドファンディングとは、インターネットを活用して、特定の活動に対して賛同した不特定多数から資金を集める仕組みのこと。出資者はその金額に応じて、出資の返礼品としてイベント参加券や物品などの特典を受け取ることができる。

「ゴルフトーナメント業務従事者支援基金」では、1000円からの出資が可能。より高額な出資者にはリターンとして選手たち自らがデザインしたオリジナルTシャツやキャップ、トートバック、マスクなどがラインナップされている。

さらに10万円を超えるような多額な出資に対するリターンとして、賛同プロたちによるサイン入り使用ゴルフグッズや、オンライントークショーの観戦権、さらには選手や参加するオンラインレッスンへの参加権や、選手とWEB会議アプリ「ZOOM」を通じて1時間トークする権利なども用意されている。

最後に、今回の活動に際してゴルフトーナメント業務従事者支援基金ページ内で石川遼からのコメントが発信されているので、一部引用してご紹介する。

「ゴルフの大会を中心に仕事をされている皆様、例えばゴルフ業界でいうと僕らのキャディーさんや、大会の運営の方、皆様の支えがあって僕たちは初めてゴルフのトーナメントができていますが、試合がないことによって、その方々が困っている状況です。

自分たちとしては、今後試合が再開出来る時に、スムーズに試合が再開できるように、そしてまた、スタッフの皆様、そして自分たち選手で一体感をもって試合をまた盛り上げられるようにという思いで、このクラウドファンディングを立ち上げました。(中略)クラウドファンディングが、是非広がっていってくれたらいいなと思います、是非ご協力よろしくお願いします」(石川遼)

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