ゴルフにはスコアを競う以外にも、さまざまな楽しみ方がある。オネストジョンもそのひとつ。いったいどんな形式なのか、さくっと紹介!

申告スコアに一番近い人が勝ち

コンペの形式としては、ぺリア方式(または新ぺリア方式)が一般的だが、それ以外の形式のコンペも増えている。例えば、「オネストジョン」がそれだ。

画像: スコアを競う方法のひとつ"オネストジョン"って知ってる?(撮影/中野義昌)

スコアを競う方法のひとつ"オネストジョン"って知ってる?(撮影/中野義昌)

オネストジョンは、事前に自分のスコアを予想して提出し、ホールアウト後、その事前申告スコアにいちばん近い人が優勝というもの。スコアに換算する場合は、2つのスコアがぴったり同じ人を72とし、事前申告よりスコアがよかった人は1打につき+1、事前申告より悪かった人は1打につき+2などとすることが多いようだ。

この方式は、後半のホールでスコアの帳尻合わせが可能という重大な欠点がある。そこで、隠しホールを設けて、そのホールの合計スコアを元に、18ホールのスコアに換算(仮に隠しホールが9ホールなら合計スコアを2倍)し、申告スコアと比較する方式がとられることが多い。もちろん、「正直者ジョン」の命名通り、ゴルファーの性善説に基づいて、そのままのスコアで行ってもいいのだが……。

ちなみに、オネストジョンは本来、ベット(賭け)の方式のひとつ。参加プレーヤーが最初に一定の掛け金をプールして、申告スコアにいちばん近い者がそれを総取りするというルールである。

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