ツアー競技ではないものの、女子のシード選手が多数出場し、ギャラリーも入れて開催された「ISPS HANDA医療従事者応援!! チャリティレディーストーナメント」。その最終日となる2日目の様子を、ゴルフ記者・S子がレポート!

こんばんは、S子です! 昨日から、静岡県にある伊豆大仁CCへ来ています。「ISPS HANDA医療従事者応援!! チャリティレディーストーナメント」の2日間の戦いが終わりました。すでに結果をご存じの方も多いかもしれませんが、さっそく最終日の模様をレポートしたいと思います!

最終日の見どころといえば優勝争い!ということで、初日8アンダーを叩き出し、首位につけた吉川桃プロ、2位の笹生優花プロ、3位タイの福田郁子プロ、稲垣那奈子さんの組について回ることにしました。

画像: 稲垣那奈子さんはトータル10アンダーの3位タイでフィニッシュ

稲垣那奈子さんはトータル10アンダーの3位タイでフィニッシュ

最初にスコアを伸ばしたのは安田祐香プロらと同世代のアマチュアゴルファー・稲垣さんで、1番、2番ホールでバーディを連取し、この時点で7アンダーまでスコアを伸ばします。最終的に10アンダーまで伸ばし、3位タイでフィニッシュしました!そんな彼女のプレーで驚いたのはなんといっても飛距離。ツアーが本格的に再開されれば飛距離ランクで上位につけるはずの笹生優花プロより飛んでいるホールもありましたし、まだまだ伸び代を感じさせる選手のひとりではないでしょうか。

そんな笹生プロも飛距離を武器に3番、5番、7番でバーディを獲って吉川プロを追いかけます。首位スタートの吉川プロも4番、8番ホールでバーディとスコアを伸ばして逃げ切り態勢。果たして笹生プロが逆転するのか、吉川プロが逃げ切るのでしょうか? 後半戦に期待が膨らみます!

画像: バーディを獲った笹生プロはギャラリーの声援に笑顔で応えていました

バーディを獲った笹生プロはギャラリーの声援に笑顔で応えていました

その後、バックナインは笹生、吉川両プロがバーディを奪い合う熱い展開に。13番ホールのパー5で笹生プロがバーディを獲ると「ナイスバーディ―!」と大きな声援。そしてその声援に笹生プロは満面の笑みで答えていました!やっぱりギャラリーがいると盛り上がるな~と改めて実感。

続いて14番のショートホールで吉川プロが打ったボールがピンに向かっていき、再びギャラリーから「ナイスショット!」の声。その声援に応えるようにバーディを決める吉川プロ、カッコいいです……!15番ホールではお互いバーディと両者譲らない展開へ、S子は久しぶりに現地で観る優勝争いに仕事を忘れてギャラリー状態です(笑)。

画像: トータル12アンダーとスコアを伸ばした吉川桃プロ

トータル12アンダーとスコアを伸ばした吉川桃プロ

そして迎えた18番ホールでは2選手ともパーでホールアウト。そこでちょっと珍しいことが起きました。会場にはプレーオフのアナウンスが流れたのですが、選手たちが「違う! 違う!」とアピール。会場で表示されていたスコアと実際のスコアが違ったようで、ギャラリーのみなさんもてっきりプレーオフだと思っていたため、祝福の声は挙がらず、吉川プロも勝利が決まった瞬間ガッツポーズを見せることなく、会見でも「ギャラリーの方がワーってなったら、(ガッツポーズ)しようと思っていたんですけど(笑)」と語っていました。

画像: 「ISPS HANDA医療従事者応援!! チャリティレディーストーナメント」を制した吉川プロ

「ISPS HANDA医療従事者応援!! チャリティレディーストーナメント」を制した吉川プロ

なにはともあれ、勝利を挙げた吉川桃プロは8月14日に開幕する「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」に向けて大きく弾みをつけたはず。そして、19歳の笹生優花プロも、その実力を十分に見せてくれて、今後に期待しかありません! 今大会で躍動したプロたちが今後どんなプレーを魅せてくれるのか、引き続き楽しみにしたいと思います。

取材大会/ISPS HANDA 医療従事者応援!! チャリティレディーストーナメント 撮影/姉崎正

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