マレット型の見た目で感触はブレード、寛容性はスパイダー
テーラーメイドの「スパイダー」と言えば、PGAツアーで多くのプロからの支持を集めるパターシリーズ。その最新モデル「スパイダーFCG」が海外のテーラーメイド公式サイトで発表された。
![画像: スパイダーシリーズの最新モデル「スパイダーFGC」(画像はテーラーメイド米国公式サイトより)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2020/08/18/97b543d45cf72a386915c317d5e8a97af02a71fb_xlarge.jpg)
スパイダーシリーズの最新モデル「スパイダーFGC」(画像はテーラーメイド米国公式サイトより)
過去シリーズではヘッド後方にある2本の羽根状の突起が特徴的だったが、スパイダーFCGではそういった外見的特徴はなくなり、構えるとすっきりとしたマレットタイプに見える。
![画像: スパイダーFGCの見た目(画像はテーラーメイド米国公式サイトより)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2020/08/18/97123ad7fd84066740f1f7cbb91ecd99745270a7_xlarge.jpg)
スパイダーFGCの見た目(画像はテーラーメイド米国公式サイトより)
今までのスパイダーシリーズと決定的に異なるのは、重心の位置。過去シリーズでは重心深度を深くすることで安定性・寛容性を獲得してきたのだが、スパイダーFCGでは総重量の3分の2をヘッド前方部に配置し、重心がフェース側に寄っている。25グラムの純銅で作られたフェースインサートはテーラメイド史上もっとも重いインサートになっている。
Twitter: @TaylorMadeGolf tweet
twitter.comソール部フェース寄りのトウ・ヒール側には、それぞれ重量のあるタングステンウェートを装着することで高MOIも実現。スパイダーらしい寛容さも持ちながらブレードタイプのようなフィーリングも両立している。
トウ・ヒール側のウェートに加え、パター長に合わせて調整可能なソールウェートも搭載。ストロークタイプで言うと、ヘッドが弧を描くアークタイプでパッティングするゴルファー向けの1本になっているという。
見た目はマレットでフィーリングはブレード、そしてスパイダーらしい寛容さも持ち合わせた新たな蜘蛛パター。ネックタイプはショートスラント、L字ネック、シングルベントの3種がラインナップされていて、現在海外公式サイトではプレオーダーを受付中。販売開始は2020年9月4日、価格は349.99ドル(8月18日時点で約3万6900円)となっている。日本では未発表だが、注目しておきたいモデルになりそうだ。
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