アマチュアゴルファーの多くはラウンド前に練習グリーンでショートパットを練習することが多いですよね。でも私は10メートルの距離感を合わせる練習を一番最初にしてほしいと思います。
なぜかというと、毎回ピンから2~5メートルくらいにつけられるわけじゃなく、6メート以上のミドルやロングパットがファーストパットになる可能性が高いから。
2パットで上がるためにファーストパットでOKの距離、「お先」ができる距離につけられることが大前提。だからこそ、ロングパットの距離感を合わせられるかがポイントとなります。
![画像: 6メートル以上のパットを2打で上がるためになにが必要?(撮影/増田保雄)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2020/08/18/21365c906d51ad8aee56415de97773538d1dc760_xlarge.jpg)
6メートル以上のパットを2打で上がるためになにが必要?(撮影/増田保雄)
どうすればロングパットの距離感が合わせられるようになるか、ですか? その答えは……練習! 練習あるのみです(笑)。
練習グリーンにゴルファーが多いときはロングパットの練習は難しいかもしれませんが、そうじゃないときは10メートルなら10メートルと距離を決めて、距離感を合わせる練習をやってもらいたいです。
![画像: 古閑美保、片岡大育らのキャディを務めた伊能恵子。江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬の子孫としても有名(写真は2017年の関西オープン 撮影/大澤進二)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2020/08/18/def80a4b814cab30be076e2ecf4ed8cf3ef7c50a_xlarge.jpg)
古閑美保、片岡大育らのキャディを務めた伊能恵子。江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬の子孫としても有名(写真は2017年の関西オープン 撮影/大澤進二)
ロングパットが寄せられるようになってきて、OK圏内につけられことが増えてくると、ストレスなくプレーできるので、次のホールにもつながってきます。ロングパットの練習を事前にしているからこそ、自分自身にプレッシャーをかけずに打つことができるはず。
練習グリーンとコースのグリーンの速さが違うというゴルフ場はもちろん沢山あると思いますが、ロングパットに対して手が動く、という感覚が凄く大事。だからこそ、ラウンド前にまずロングパットでOKの距離に寄せるという練習をしてみてはいかがでしょうか。
ショートパットの練習は必要ない? そんなことはないのですが、まずはロングパット。ショートパットの練習法については、また別の機会にお話ししますね!