ゴルフが大好きな記者・S子は飛ばないことが悩み。そんなS子が最長記録377ヤードを誇るJPDAドラコンプロ・押尾紗樹に習ったら……1回のレッスンで飛距離が20ヤードも伸びた!

構えてから打つまで力みっぱなしだから飛ばせなかった

こんにちは、ゴルフ記者・S子です!いきなりですが、みなさんはゴルフのお悩みはありますか? S子はズバリ「飛距離不足」です! 長いクラブが苦手なS子はドライバーの平均距離が160~170ヤードとまったく飛ばないんです……。

目標は200ヤードだけど、180ヤードくらいコンスタントに飛んでくれたらセカンドが楽になるはず!そこで、最長飛距離377ヤードのドラコンプロ・押尾紗樹さんにレッスンを依頼。千葉県にある「太平洋クラブ八千代コース」でレッスンしてもらいました~。

画像: S子(右)の飛距離を伸ばしてもらいに、ドラコンプロ・押尾紗樹(左)さんにレッスンを依頼しました!

S子(右)の飛距離を伸ばしてもらいに、ドラコンプロ・押尾紗樹(左)さんにレッスンを依頼しました!

クラブハウス内にある“トラックマンルーム”で、「まずは何球か打ってみてください」と押尾プロの言う通り何球か打っていくと、うーん……ヘッドスピードは33m/s、飛距離162ヤード。数字を見ると悲しくなりますが、これが現実。全然飛んでない……。

そんなS子のスウィングを見た押尾さんは「女性にしてはヘッドスピードも遅くないですし、振れているのでいいと思います!だけど、もう少し飛ばすために2つ意識してほしいポイントがあります」とのこと。

一体どんなことでしょうか?

「これはS子さんだけでなく多くのアマチュアゴルファーに当てはまることですが、腕の力が入り過ぎてしまっているということ。なので、まずひとつ目は腕の力を抜いてみましょう!」

なるほど~! ドライバーを持つとどうしても「飛ばしたい!」と思ってしまうから、無意識に力が入り過ぎていたんですね~。

ではどうやって力を抜けばいいのか。押尾さん曰く「新聞紙をクシャクシャと丸めて、それが潰れないくらいのグリップ圧で握ってみてください」とのこと!

新聞紙を潰さないくらいの強さを意識して……腕をブラブラさせてもう一度グリップを握り直します。慣れるまでは練習が必要ですが、たしかにちょっと脱力できている気がします。

画像: まずは腕の力を抜くところから……意外と力を入れてしまっていたみたいです

まずは腕の力を抜くところから……意外と力を入れてしまっていたみたいです

「そして腕の力を抜くことができたら、次は反対に力を入れるポイントをお教えします。S子さんの場合は、始動からフィニッシュまでずっと力が入っている状態。これだとボールにパワーが伝わらないので、トップまでクラブを上げたら、腰や足を使って拳1個分だけ全力でクラブを下に引っ張ってください。この一瞬だけ全力で頑張って、あとはなにもしなくていいです」

え!?なにもしなくていいんですか!? 今まではボールに当たるまで力を入れっぱなしだった(と思う)のでS子ビックリです。腕も脱力していて、力を入れるのも一瞬で、それ飛ぶのかな?この時点でS子、実はプチ不安に駆られていました(笑)。

画像: トップに上がったら拳1個分だけ、力を入れるのがヘッドスピードを速くするポイントなのだとか。う~ん、S子ビックリです

トップに上がったら拳1個分だけ、力を入れるのがヘッドスピードを速くするポイントなのだとか。う~ん、S子ビックリです

でも押尾さんは飛ばしのプロ。アドレスで「腕を脱力させて」トップまで上げたら「一瞬だけ力入れる!一瞬だけ……!」とイメージしながら、早速打ってみると……あれ? 打った感覚が全然違う! なんだか、ヘッドが走っているような気がしたんです。

結果は182ヤードと先ほど打った球より20ヤード飛距離アップに成功! ヘッドスピードも33から34.4と1.4伸びていて、ビックリ……! 正直ここまで力を抜いて打ったのは初めてで、ボールに当たらないかもしれないという不安があったので余計に驚きを隠せなかったです。

それにしても、たった2つのポイントを意識して打っただけでなぜこんなに飛距離が違うのでしょうか?

「ゴルフスウィングは振り子運動で、振り子をいかにうまく加速させるかがポイントとなります。よくたとえるのがブランコなのですが、誰かが乗っているブランコを後ろから押してあげるときに最後まで押し続けることはないですよね。よりスピードを上げるためには戻ってきたブランコを一瞬だけ押してあげるのが効率がいい。ゴルフスウィングもそれと同じ原理で、一瞬だけ力を入れてあげることでヘッドスピードが上がって飛距離も伸びるんです」

画像: 押尾プロによれば、今までのS子は「始動からフィニッシュまでブランコを押し続けている状態」だったよう。力の入れ方を変えるだけで飛距離が変わるんですね~!

押尾プロによれば、今までのS子は「始動からフィニッシュまでブランコを押し続けている状態」だったよう。力の入れ方を変えるだけで飛距離が変わるんですね~!

なるほどな〜! ちなみに、180ヤードは1発だけのまぐれ当たりではなく、何球か打っていくうちにコンスタントに180ヤード飛ばせました! 本当に凄い!

S子の目標は平均200ヤード飛ばすことなので、今回押尾プロに教えてもらった「脱力グリップ」と「一瞬だけ力を入れる動き」を習得して、飛距離アップを目指したいと思います。

S子のように力みっぱなしでスウィングする人はアマチュアゴルファーに多いそうなので、身に覚えのある方は、ぜひ試してみてくださいね。

※このレッスン内容はJPDA(日本プロドラコン協会)のメソッドに基づいたものとなっています。

画像: youtu.be

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