スリクソンのニューモデル「ZX」シリーズの日本での展開が公式に発表された。松山もプロトタイプモデルを使用する同ドライバーの性能を確認してみよう。

「今までのスリクソンのドライバーの中で、間違いなく一番飛ぶと思います」(松山)

海外公式サイトで先んじて登場していたスリクソンのニューモデル「ZX」シリーズ。ついに日本での展開についても公式から発表された。

ドライバーは「ZX5」と「ZX7」の2モデルがラインナップ。ほかにも「ZXフェアウェイウッド」、「ZXハイブリッド」(ウッド型UT)、「ZX ユーティリティアイアン」(アイアン型UT)、アイアンは「ZX5」、「ZX7」の2モデルがある。

画像: ZX5ドライバー(画像はスリクソン公式サイトより)

ZX5ドライバー(画像はスリクソン公式サイトより)

ドライバーについては、PGAツアープレーオフ2戦目「BMW選手権」で松山英樹がZX5のプロトタイプを実戦投入したことでも話題に。大会3日目には15番パー5で383ヤードのビッグドライブを放っていた。

前モデルの「Zシリーズ」ドライバー以上にプロやアスリート志向のゴルファーに向けて、飛距離性能と構えた際のルックスにこだわっているとのことで、松山もこうコメントしている。

「今までのスリクソンのドライバーの中で、間違いなく一番飛ぶと思います。とにかくヘッドが良くて、よく飛びます。この飛距離性能と安心して振り抜ける、“振り感”が気に入っています」(松山)

画像: BMW選手権ではZX5のプロトタイプを実戦投入した松山英樹(画像は住友ゴム工業ニュースリリースより)

BMW選手権ではZX5のプロトタイプを実戦投入した松山英樹(画像は住友ゴム工業ニュースリリースより)

松山が使用するZX5はソール後方に着脱可能なウェートを搭載し、寛容性と直進性を重視したモデル。ZX7は操作性を重視したモデルで、ソール後方トウ寄りとヒール寄りの2か所に着脱可能なウェートが搭載されている。

画像: ZX7ドライバー(画像はスリクソン公式サイトより)

ZX7ドライバー(画像はスリクソン公式サイトより)

飛距離性能を生み出すドライバーのテクノロジーとして、2モデルに共通するのが新たなヘッド構造「リバウンドフレーム」。フェース面からヘッド後方にかけて、剛性の高い部分と軟らかい部分を交互に4層組み合わせることで、たわみをより大きくし反発性能を高めている。

スリクソンがこだわったルックスに関しては、ZX5はシャローバックで、ヘッド後方がやや尖っており、構えた際にまっすぐクラブを引きやすい形状に。ZX7はディープバック形状で、ヘッド後方がやや丸みを帯びていて様々なスウィングに対応可能となっている。

さらに、両モデルとも真っすぐ構えやすいようにトップラインが直線的に見えるように設計され、ソール時にフェースが閉じてしまわないよう、ソール部の曲率にも工夫を加えているという。

ZX5、ZX7のいずれもロフトは9.5、10.5度の2種類で、ネック調整機能搭載。シャフトはオリジナルの「ディアマナZX」をはじめ、カスタムシャフトの各メーカーのモデルを複数ラインナップ。

気になる日本での発売日は10月17日。価格はZX5が7万2600円、ZX7が7万4800円となっている(いずれも税込、オリジナルシャフト装着の場合)。その他の番手についても、同日に発売となる。

松山の眼鏡に適ったドライバーとして、発売前から高い関心を集める同モデル。松山の活躍ともども注目だ。

This article is a sponsored article by
''.