全米オープンでイーブンパー22位タイと好発進を決めたメジャー2勝のベテラン、ザック・ジョンソン。その1番ホールで放ったパットが話題となっている。一体どんな一打だった?

カップを大きくオーバーしたボールが戻ってきて……!?

全米オープンの1番ホールは455ヤードのパー4。パーオンに成功したジョンソンが10メートルほどのバーディパットに臨むのだが……アドレスの方向がまずおかしい。ピン方向よりワンピンほど右を向いて構えているのだ。

画像: ザック・ジョンソンが決めた奇跡のパットとはどんな1打だった?(写真は2019年のマスターズ 撮影/姉崎正)

ザック・ジョンソンが決めた奇跡のパットとはどんな1打だった?(写真は2019年のマスターズ 撮影/姉崎正)

勢いよく放たれたボールは、当然ながらピンの右わきを勢いよく通過。メジャーチャンプがまさかの大オーバーのノーカンパット!? と、もちろんそんなことはなく、ピンをオーバーしたボールはその先にある傾斜で半時計回りに旋回してピン方向へと向きを変えると、なんとそのままカップイン!

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打ったジョンソン本人が、ガッツポーズではなく思わず頭を抱えてしまうほどの“信じられない”1打となった。

ピンを通過して戻ってくるラインを読み切ったのもすごいし、読んだラインに正確にタッチを合わせて打ったのもすごいが、それでも100回打って1回入るかどうかというパットなのは、ジョンソンのリアクションからも伺える。

世界最高峰の試合ならではの奇跡的な1打、残りの3日間でも必ずやこんな奇跡が起こるはず。見逃せない週末となりそうだ。

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