こんにちは、ゴルフ記者・S子です!
ゴルフは飛距離がすべてではないですが、飛距離アップはアマチュアゴルファーにとって永遠のテーマですよね。もちろんS子も飛距離アップを願う1人です。
そこで今回はブリヂストンさんの独自のアプリケーション「Golfer’s Dock Ball & Club(ゴルファーズドックボールアンドクラブ)」を使用した”ボールとクラブを同時に”提案してくれるフィッティングを体験してきました!
クラブフィッティングはすっかり一般的ですし、ボールフィッティングもS子自身体験したことがありますが、これは名前の通り、クラブとボールを同時にフィッティングしてもらえるのが特徴です。クラブとボールをマッチングさせれば、最大飛距離が出そうですよね!
さて。今回S子のフィッティングを担当してくれるのは田元信一郎さん。S子の飛距離を是非伸ばしてください!よろしくお願いします!
「S子さん、よろしくお願いします。まずは健康診断みたいなもので、どうやってボールにコンタクトしているのか、今の状況を調べて飛ばない原因を見つけていきます。そして最初に一番飛ぶボールを、その後に飛ぶクラブを算出していく流れになります。では早速、普段から使っているクラブでS子さんのクセを見ていきましょう」
S子が普段使っているドライバーはコブラのF9でシャフトはちょっと硬めのSR。まずはフェースにショットマーカーを貼って、グリップにはエプソンのエムトレーサーを装着。そして専用アプリに使用クラブのロフト角、いつも使用しているボールを入力したら準備完了です!(ちなみにロフトは10.5度、エースボールはタイトリストのプロV1xです)
打つのはたった3球だけ。打点やフェースアングル、アタックアングルといった基本的なデータから普段どんな弾道かを専用アプリが記録してくれるようで、ヘッドスピードが33m/s、ボール初速50m/s、バックスピンが1900rpm。ナチュラルドローでトータル180ヤードがS子の弾道とのことです。
この情報をベースに飛ぶボールを選んでくれるようですが、田元さん、S子が飛ばせるのはどんなボールでしょうか?
「S子さんの弾道はバックスピン量が少ないため、ドロップしてしまっている状態です。そのためタイガーも使用するスピンがかかりやすい”ツアーB XS”でしたら、スピンが増えてキャリーが伸び、最大飛距離が望めるということになります。ちなみにS子さんのようなタイプの場合は、飛距離を出したいからといってスピンの少ない『ファイズ』のようなボールを選んでしまうと、さらにドロップしてしまう可能性もあります」
な、なるほど~!!スウィングタイプや弾道によって飛距離が出るボールは変わってくるということなんですね。飛距離に限らず、ゴルファー自身が「飛ばしたいのか、安定させたいのか」「柔らかい打感か、硬めの打感か」というように、目的や好みのフィーリングによって結果になるみたい。ちなみにS子は「飛ばしたい」「柔らかめ」と選びましたが結果は変わらずタイガーと同じXS!!!(なんか嬉しいです……笑)
ちなみにタイガーの場合は”ツアーB X”が一番飛ぶそうですが、ボールを選ぶ際の優先順位が「パター→ウェッジ→アイアン→フェアウェイウッド→ドライバー」のため、アプローチとパットを重視して”ツアーB XS”を使用しているんですって!
だけど、同じXSを使っていても女子ツアーで初優勝を目指す高橋彩華プロは飛距離重視で選んでいるそうですよ~!
さて!これで最大飛距離が出せるボールが決まりましたが、続いてはクラブ!最初に打った3球のデータだけで私が一番飛ばせるであろう推奨クラブを専用アプリがすでに算出してくれていました!それが以下の通りです。
推定クラブ1:TOUR B JGR (TOUR AD for TG2-5 SR)
推定クラブ2:TOURB JGR (TOURAD for TG2-5 S)
推定クラブ3:TOURB X (ディアマナTB40R)
アプリが一番飛ぶ!と分析してくれたのは多くの女子プロが使用しているJGR!でもシャフトの硬さはSRかSという診断結果です。早速、TOUR B JGR (TOUR AD for TG2-5 SR)をワッグルしてみるとヘッドの重さが感じられて、素振りした感覚もすごく振りやすい!さて結果はどうでしょうか……?
「ヘッドの重心位置が前方にあったり低い位置にある場合は低スピンになりますが、JGRの重心位置は深く高い。それに加えてボールもXSを使用しているので、スピン量が2400回転と適正に近づいてきていますね。先ほど打ってもらったときはキャリーが150ヤードでしたが、今は160ヤード、トータルも188ヤードと一番飛んでいますね」
なるほど、最大飛距離を出せるボールとクラブだからこそ変化が生まれたということなんですね!5球ほど打ってみましたが、すべて同じような球いい感じのドロー!田元さんの言う通り、キャリーが10ヤードも伸びていたのはびっくりです……! ボールとクラブを変えるだけでこんなに違うなんて、改めてフィッティングは大事だな~と実感しますよね。
ちなみに私の場合は推奨クラブ1のほうが打ちやすかったですが、フィーリングによって推奨クラブ2と3を選ぶ方もいるのだとか。
大手ショップのゴルフ5や練習場でも定期的に行っているという「Golfer’s Dock Ball & Club」。興味があれば是非試してみていかがでしょうか?