飛距離アップにスウィングの再現性が高まる「ゴルフピラティス」って知ってる?ゴルフ記者・S子が試してみた

こんにちは、ゴルフ記者・S子です! 最近は気温も下がっきましたよね。そうなると体が動かしにくくなってしまいますし、怪我にも注意が必要です。実はS子、先日のラウンドでちょっと腰を痛めちゃったみたいなんですよね。イテテテテ。

寒い冬に向けて、ゴルフと体のコンディションを整えたい! と思い、ゴルフに特化したピラティス「ゴルフピラティス」を体験しましたので、その模様をレポートします!

実はS子、ピラティス自体初めてで「ヨガに似ているのかな~」レベルで超初心者です。今日レッスンしてくださるChiekoさんにまずはピラティスについて教えてもらいました!

画像: Chiekoさんにゴルフピラティスレッスンをしてもらいました!

Chiekoさんにゴルフピラティスレッスンをしてもらいました!

「ピラティスはドイツ人のジョセフ・ピラティスさんが考案したもので、エクササイズを使って第一次世界大戦で負傷兵たちをリハビリしたところ、全員が回復したところことから一気に広まったというもの。ピラティスはエビデンス、医学的根拠があるものなんですよ」

へ〜。負傷兵のリハビリが起源だったんですね。ってことは腰痛のS子にも良さそうです。Chiekoさんいわく、ピラティスを行うことによって姿勢も良くなってインナーマッスルが鍛えられるとのこと。さて、じゃあ「ゴルフピラティス」は具体的にどういったものなのでしょうか?

「ゴルフスウィングは一方向の動きですが、ゴルフピラティスで左右対称に体を使っていくことで、左右の体のバランスが整って、骨盤も正しい位置にくるようになります。正しい体の位置を保ち、インナーマッスルを鍛えることによって飛距離も伸びますし、ショットも安定してくるはずです」

画像: どのエクササイズをしていても動きが美しいChiekoさん。S子と同じポーズとはとても思えません!(笑)

どのエクササイズをしていても動きが美しいChiekoさん。S子と同じポーズとはとても思えません!(笑)

Chiekoさんは1年前からゴルフを始めたそうですが、ゴルフピラティスのエクササイズを取り入れて「ドライバーが140ヤードから170ヤードまで飛ぶようになりました」というのだから期待が膨らみます!ちなみにベストスコアは98だとか! 女性が一年でベスト98はすごいですよね。

S子の飛距離も(ついでにスコアも)伸びるかな〜。早速、よろしくお願いします!

「ゴルピラティスは様々なエクササイズがありますが、S子さんはインパクトのときに肘を傷めやすい腕の形をしているので、怪我防止のためにも上腕三頭筋を鍛えることが大切です。今回は上腕三頭筋も鍛えられて、股関節の柔軟性を高めて飛距離アップするエクササイズを紹介しますね」

S子は腕を伸ばしたときに肘が外側に曲がる、いわゆる”猿手”。ゴルフ界だと渋野日向子選手が代表的ですよね。女性に多い腕の形で、インパクトの衝撃で肘を痛めてしまいやすいそうです。でも、腕を鍛えて股関節の柔軟性を高めるって、一体どんなエクササイズなんでしょう?

「では早速やってみましょう!」とChiekoさんが教えてくれたのは、こんなエクササイズです。

マットの上に足をのばして、背中側に両手を置きます。そこからゆっくりお尻を持ち上げ、腕と足裏だけで体を支える、そしてもう一度ゆっくり姿勢を戻して、またゆっくりお尻を持ち上げというように繰り返していくと……あ、足の裏を攣(つ)っちゃった!(笑)

S子は普段から体を動かすのはクラブを振るだけで、トレーニング(ストレッチも)しない系女子。だから余計に腕(上腕三頭筋)がプルプルします! 股関節は多分柔らかいほうですが、このエクササイズでは今まで感じたことない伸びを感じました(笑)。

他にも腹筋、背筋を使うので全身に効いている!ような感覚で、ゆっくりなのに見た目よりはるかにキツい! 負傷者のリハビリっていうからもっとマイルドなものを想像していましたが、かなりハードなトレーニングメニューをこなしている気分です。

画像: 三頭筋を鍛え、股関節周りの柔軟性を高めるエクササイズ。想像以上にハードで、S子は足の裏が攣(つ)ってしまった……

三頭筋を鍛え、股関節周りの柔軟性を高めるエクササイズ。想像以上にハードで、S子は足の裏が攣(つ)ってしまった……

でも、最初は「もう無理!」と感じられたものが、何度かやっていくうちに「この筋肉を動かすとラクにできるんだ」といったことがわかるようになってくるんです。ただキツいんじゃなくて、やっているうちに正しい体の動かし方がわかって、結果的にキツさが軽くなっていく。これには自分でもビックリです!

「やってみるとわかるようにピラティスは動きがゆっくりで正確性を重視しているんです。なので、正しい体の向きや位置で動くことがとても大切。そのため、ゴルフで必要な筋肉、体の動かし方というのがわかりやすいと思いますよ! ピラティスは自分の体に意識を向けますが、それはゴルフのスウィングと同じことですよね?」

な、なるほど! たしかに、股関節周りや、腹斜筋は飛ばすために必要な筋肉だとよく聞きますが、そこの使い方がわかりやすかったです!

そして一番うれしかったのはトレーニングウェアから私服のズボンに着替えたときにウエストがゆるくなっていたんです!むくみが解消できたのか、姿勢が良くなったからなのか、これは嬉しい誤算です。終わってみるとなんだか体がスッキリしているし。このあたりは個人によって差があると思いますが、私には実感がありました。

今回体験したピラティスを思い出しながら練習したら飛距離が伸びるかな~と、手ごたえありのS子なのでした!

取材協力:zen place pilates by basipilates中目黒

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