ロリー・マキロイが終わったばかりのZOZO選手権最終日を“フーディ”(日本でいうパーカー)を着用してプレー。実は先々週、欧州ツアーではこのフーディ着用が物議をかもしていた。ゴルフ界ではフーディ論争がアツい!?
話は2週間前にさかのぼる。欧州ツアーの「BMW PGA選手権」で優勝したティレル・ハットンがゴルフウェアとして“フーディー”を着用したことが、物議をかもした。
ハットンの勝利を受けて、英国のとあるゴルフクラブが声明を発表。「フーディーは受け入れられない」とメンバー向けにメッセージを出したことに対し、SNS上で議論が巻き起こったのだ。やはりというか「時代遅れ」という意見が多いようだ。
ちなみに、ハットンは自身のインスタグラムとツイッターで、アディダスのフーディーが当たるキャンペーンを実施。「ゲームのドレスコードに関する会話を見るのは素晴らしいこと」とコメントしている。
そして、話は終わったばかりのZOZOチャンピオンシップ最終日に飛ぶ。この日、ロリー・マキロイがナイキの“フーディー”を着用してプレーしたのだ。
もちろんその意図は不明だが、ハットンとマキロイは米欧対抗戦ライダーカップの欧州代表のチームメイト。マキロイがハットンに“加勢”した? という見方もできる。
クラブにはそれぞれの伝統があり、それは最大限に尊重されるべきだが、パーカーNGはちょっと保守的すぎるのでは……? という気がしなくもない。
ハットン発、マキロイ経由のフーディ論争、この先どこに着地するのだろうか。