2カ月に及ぶ海外転戦を終え、いよいよ今週の樋口久子 三菱電機レディスから国内ツアーに復帰する渋野日向子。その手には、新たな武器が握られていた!
ドライバー、3番ウッド、ハイブリッドをG425にチェンジ
渋野日向子の使用ドライバーといえば、全英オープンを制したG410PLUS。連覇を狙った今年の全英女子オープン(AIGオープン)も、4試合連続で予選を突破した米本土での戦いでも同ドライバーを使用したが、国内に復帰する今週から心機一転、新たな武器をバッグに入れたようだ。
ドライバーは契約するピンの最新モデル、G425MAX。ロフトは10.5度。G410PLUSは455ccだったが、G425MAXはフルサイズの460cc。7月に同社のプロモーション撮影で使用した際に安心感を覚えたものの、即実戦投入とはならず、帰国後、2週間の自主隔離期間にフィットさせて、今週の投入となったようだ。
また、3番ウッドもG425MAX。22度、26度のハイブリッド(ユーティリティ)もG425に変更したという。
ピンは、基本的にはモデルチェンジを機に性能をガラッと変えず、前モデルの性能を踏襲し、正常進化させたものを市場に投入するメーカー。詳細なスペック等はまだわからないが、国内復帰初戦に向けて、頼りになる武器が加わった格好だ。
まだ練習ラウンドの段階だが、ドライバーは安心して振り抜いている印象。ファウェイウッド、ユーティリティの高さ、方向性とも申し分なさそうだ。
スコットランドで、アメリカで、多くの経験を積んだ渋野日向子。新たな武器とともに挑む国内復帰戦は、いよいよ明日開幕だ。