クラブの本数制限をしてプレーすることでスコアアップのきっかけになると聞いたことがあるが、それは本当だろうか? 普段は12本をキャディバッグに入れているゴルフ大好きなゴルフ女子が「本数半分プレー」を試してみた!

こんにちは、ゴルフ記者・S子です。

みなさんは普段ラウンドするときクラブ何本でプレーされていますか? 多くの方は14本ですよね。S子の場合、パワーがないため14本入れても距離の打ち分けができないことから、普段は12本でプレーしています。

クラブが多ければ、その分距離の打ち分けもしやすいし、場面に応じて必要なクラブを選べますよね。でも一方で、よくクラブの本数をあえて減らすことで「無理をしない」「狙いすぎない」ことになり、かえってスコアアップにつながる……なんてお話も耳にします。

それ本当かなあ……? 気になったので、今回は思い切っていつもの半分の6本でのプレーに挑戦してみましたので、その模様をお伝えしていきたいと思います!

まずは、どのクラブを選ぶかというところがポイントになると思いますが、S子は「自分の得意なクラブ」を中心に選んでいきました。そして選んだ6本は以下の通りです!

ドライバー(飛距離180ヤード)
9番ウッド(23度、飛距離150ヤード)
7番アイアン(飛距離125ヤード)
9番アイアン(飛距離105ヤード)
サンドウェッジ(58度、飛距離70ヤード)
パター

画像: 普段は12本でプレーしていますが、今回はその半分、6本でラウンドしてみました!

普段は12本でプレーしていますが、今回はその半分、6本でラウンドしてみました!

まず、パターは必須ですよね。そしてS子は飛距離が足りないのでティショットではドライバーが必要です。それと、パーオン率も高くないのでウェッジも入れときたい。バンカーにつかまったら大変ですしね。そして、残り3本はある程度距離の出る9番ウッド、そしてアイアンはなんとなく7、9番アイアンを選択。正直、アイアンの番手をもっと真剣に考えればよかったとラウンド中に後悔しました! ふわっと選びすぎた(笑)。ちなみに抜いたのは5番ウッド、6番ユーティリティー、6、8番アイアン、PW、53度でした。

結果を先に書くと、得意クラブばかりを選んだので大きなミスは出ず、スコアも「95」とまさしくいつもどおり。でも、やっぱりS子にとって少し加減して打つというのがとっても難しかった!
というのも、S子の場合は9番アイアンをフルショットして105ヤードくらい。だけど、残った距離が85ヤードだと58度で超頑張って振っても届かないので、9番アイアンを抑えて打つ、ということが何度かあったんです。

これが誤算! よく考えたらわかることですが、本数が限られている=打てる距離が限られているのであれば「得意なクラブ(番手)」ではなくて、事前に各ホールの距離を確認して「よく打ちそうな距離」から番手を選ばなければいけなかった!

グリーンを狙うクラブ以外であれば自分が得意なクラブでも正解だったのかもしれないですが、S子は1つのクラブで何通りも距離を打ち分けることなんてできません。できたとしてもハーフショットとフルショットくらい(?)……トホホ。

画像: セカンド地点でよく打ちそうな番手を選ぶべきだったな~

セカンド地点でよく打ちそうな番手を選ぶべきだったな~

なので、最初3ホールくらいは全然上手くいかなくてダボ、トリ、ダボでしたが、発見もありました。「これってパー5のマネジメントに似ているな」と感じたんです。S子は飛距離が出ないので、パー5では3打目にピッチングか9番アイアンのフルショットの距離を残すように意識しています。もちろん上手くいくことのほうが少ないけど、それが一番パーオンの確率が高いと自分では思っているんです。そして、本数制限プレーでは、まさにそんなようなマネジメントが毎ホール必要だったんです。「次に打つ距離」をしっかりと決めてから打つ必要があるんですね。

画像: クラブの本数を減らすことでマネジメントの勉強にもなりました!

クラブの本数を減らすことでマネジメントの勉強にもなりました!

パー5と同じようにマネジメントするようにしてからはボギー、たまにパー、たまにダボ(笑)という感じでスコアをまとめられたかな~という印象です。もっといえば、ティショットで毎回ドライバーを使わずに、しっかりと打つ距離をマネジメントしたほうが結果は良かったかもしれません。

いつもより逆算して考えられたのは収穫でしたし、なにより楽しかったです! いかに自分が考えなしにラウンドしているのかと思い知らされました(笑)。スコアはともかく、すごくマネジメントの勉強になったので、今後のプレーのヒントにはすごくなりました。

ゴルフ友達同士で7本、6本とクラブの本数を決めてラウンドしてみるのも楽しいかも! 近いうちのラウンドでまた試してみようと思ったS子なのでした。

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