米国テーラーメイドがアーコスゴルフとのパートナーシップを発表。米国オンラインストア限定でアイアンセットにスウィングデータを集積するサービス「アーコスキャディ」のセンサー追加オプションがラインナップされた。ラウンドを手軽にデータで管理する時代はもうすぐそこ!?

米国テーラーメイドが「アーコスキャディ」を展開するアーコスゴルフとパートナーシップを結んだことを発表した。

アーコスキャディとは、スマートフォンアプリとクラブのグリップエンド部に取り付ける専用のセンサーを用いてスウィングデータを集積するサービス。

画像: 米国テーラーメイドオンラインストアでアイアンセットを購入した場合、アーコスキャディを搭載するオプションが有料で選べるようになるという(写真は米国テーラーメイド公式リリースより)

米国テーラーメイドオンラインストアでアイアンセットを購入した場合、アーコスキャディを搭載するオプションが有料で選べるようになるという(写真は米国テーラーメイド公式リリースより)

アプリを起動しセンサーと連動させたら、あとはセンサーを付けたクラブで普通にラウンドするだけで、ショット時の風の強さ・向きや、番手ごとの飛距離や曲がり幅も記録してくれるという。

キャディと名の付く通り、蓄積されたデータをもとにAIが番手選択の提案する機能が搭載されていたり、アプリ自体をGPS式距離計測器としても使用できる。年間99ドルのサブスクリプションが必要となるものの、ラウンド時や練習にも役立つ便利機能が詰め込まれたサービスと言えるだろう。

今回のパートナシップ締結によって、米国テーラーメイドの公式オンラインストアでアイアンセットを購入した際に、クラブ本数分のアーコスキャディセンサーと1年間のアプリへのアクセス権を得ることができる追加オプションが、99.99ドル(約1万500円)の上乗せで選べるようになったとのことだ。

実はアーコスキャディの隆盛はテーラーメイドの発表より前から少しずつ起き始めていた。ピンが今年3月に発売したG710アイアンはアーコスキャディのセンサーが内蔵された標準グリップが純正で付いているし、コブラプーマに至っては最新シリーズ「スピードゾーン」の1世代前、2019年発売の「キングF9」からすべての番手にアーコスキャディセンサーが標準搭載だ。

今現在でも屋内練習場では弾道計測器を用いたショット練習をアマチュアが気軽に行うことができるし、打席に弾道計測機能が備わった「トラックマンレンジ」や「トップトレーサーレンジ」といった練習場も人気だ。

さらに、ラウンドでも弾道分析とマネジメントのサポートをよりインスタントに享受できる時代が、すぐそこまで来ているのかもしれない。ピンやコブラプーマの例のように「吊るしのクラブを買ったらアーコスキャディ対応でした」ということも当たり前になるかもしれないのだ。

テーラーメイドのアーコスキャディセンサー追加オプションは今のところ米国限定のようだが、好評ならば日本でのラインナップにも追加されるかも!? 続報に注目だ。

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