テニスのラファエル・ナダルといえば、テニス界のレジェンドプレーヤー。そして、実はゴルフの名手としても知られている……のだが、実はかなりの変則スウィングの持ち主なのだ。そのスウィング、プロの目にはどう映る!?

欧州ツアーの公式ツイッターによれば、ナダルは「スクラッチハンディキャップ」だというからハンディ0の腕前。わかりやすくいえば超・上級者だ。

なのだが、欧州ツアーの公式Twitterに掲載された彼のスウィング動画を見ると、かなりの変則スウィング。

Twitter: @EuropeanTour tweet

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肩幅を大きく超える超ワイドスタンスで、手元よりヘッドが前にある超ハンドレートなアドレス。極端にインサイドにクラブを引き、胸の高さまでしか手が上がらず、シャフトはほぼ垂直な超コンパクトトップなど、見た目にはまったくオーソドックスではない。

そのあまりにクセが強いスウィングには「彼は本当にそんなに上手いのか!?」といったようなコメントがネット上で散見されるほど。だが、プロゴルファー・中村修は「たしかに超個性的だが、テニス選手らしい打ち方とも言える」と評価する。

「テニスでいう両手でグリップしたフォアハンド、というイメージですね。ゴルフとテニスの共通点は、クラブフェースとラケットという『面』をコントロールする点。その上で、この打ち方がもっともやりやすいのでしょう」

画像: テニス界のレジェンドのラファエル・ナダルはスクラッチプレーヤーの腕前を持つ(写真はGettyImages)

テニス界のレジェンドのラファエル・ナダルはスクラッチプレーヤーの腕前を持つ(写真はGettyImages)

中村によれば、ナダルのスウィングは、回転をあまり使わず、左右への移動を重視し、スウィング中はフェースを開閉しない超シャットフェーススウィングで、「ナダルのような高い身体能力がなければ飛ばせない」打ち方だという。言い換えれば、身体能力が常人離れしていて、かつテニス的にゴルフクラブを取り扱った場合、理にかなっていないこともないようだ。

「変則スウィングと言えば日本でいう杉原輝雄プロですが、これはむしろ今のクラブに合う打ち方ですよ」(中村)

変則スウィングは、その人の体格や体の動かし方のクセによって作られるため、再現性が高いというメリットがある。タイガー・ウッズやロリー・マキロイのような美しいスウィングには憧れるが、ナダルのようにオーソドックスには目もくれず、変則を突き詰めるほうが、上達はもしかしたら早いのかもしれない。

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