国内ツアーで一時代を席捲したブリヂストンスポーツの「ツアーステージ」シリーズは、2014年に惜しまれつつその歴史を閉じた……と思いきや、なんとお買い得なクラブセット専用モデルとしてひっそり復活を果たしていた。しかも静かな人気!?

1998年に誕生したツアーステージシリーズ。初代「X100」を皮切りに、中嶋常幸が長く愛用し、丸山茂樹が米ツアーに参戦した際のエースドライバーでもあった「X500」など一時代を席捲したシリーズだが、2014年に日米のブランド統合のためシリーズが終了していた。

……のだが、なんとひっそり復活を果たしていた。

ブリヂストンスポーツのオンラインストアを見てみると、「お買い得クラブセット」という項に「ツアーステージV002」なるモデルがラインナップされていて、その内容はドライバー、5番ウッド、4番ユーティリティ、6~9番アイアン、PW、PS、SW、パターと合計11本のクラブにキャディバッグも付いたまさにゴルフを始めるのにぴったりなスターターセット。値段も8万1277円(税込)とお手頃価格だ。

画像: ツアーステージV002。キャディバッグと全11本のクラブセットだ

ツアーステージV002。キャディバッグと全11本のクラブセットだ

全体的に初・中級者向けの性能となっており、振りやすさやボールの拾いやすさ、構えたときの安心感などやさしさを重視した設計となっているようだ。

さらに、ブリヂストンスポーツのオンラインストアでは取り扱っていなかったが、オンラインショップでは2020年4月発売のニューモデル「ツアーステージV101」の存在も確認できる(こちらは10本セット)。

ちなみにV002に関しては2016年より発売されており、ブリヂストンゴルフ担当者によれば初心者や一度ゴルフから離れてしまった層に向けた製品とのこと。発売当初から一定の需要があったが、今年5、6月以降売れ行きがさらに上昇しており、品薄状態だそうだ。

ちょうどその時期はコロナ禍でもソーシャルディスタンスを保ちつつプレーできることでゴルフに注目が集まり、新規の若年層が増え、昔はプレーしていたがしばらくは離れていた休眠ゴルファーの活性化が始まった時期。生まれ変わったツアーステージはしっかりと新たなターゲット層にリーチしていたというわけだ。

復活前の過去モデルとは違う毛色のシリーズにはなっているが、ツアーステージはファンが多くいたブランド。その名が存在していることを嬉しく思うゴルファーは少なくないのでは?

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