現在開催中の欧州男子ツアー「ゴルフインドバイ選手権」に参戦するイングランド出身のカルム・シンクウィンが、一風変わったセッティングでプレーしている。なんとドライバーを2本、しかもそのうちの1本は48インチの長尺ドライバーだというのだ。
デシャンボーより一足先に48インチドライバーを実戦投入
現在開催中の欧州男子ツアー「ゴルフインドバイ選手権」に出場するカルム・シンクウィンのクラブセッティングが注目を集めている。ドライバーを2本採用したセッティングで戦い、しかもそのうちの1本は48インチの長尺ドライバーだというのだ。
2006年にマスターズを制したフィル・ミケルソンのように前例はあるものの、ドライバーを2本入れたセッティングというだけでも珍しい。それに加えてシンクウィンは48インチドライバーも採用。ツアープロたちのドライバー長尺化の発端とも言えるブライソン・デシャンボーも、48インチドライバーの調整を続けているが未だ採用レベルには至っていないところ、シンクウィンは一足先に実戦投入に漕ぎつけたのだ。
2本のドライバーを採用した理由は飛距離の調整のためのようで、ドライバーの代わりに抜いたのは3番アイアンとのこと。このセッティングでシンクウィンは初日、2日目ともスコア68で回り、現在トータル8アンダー26位タイと好スコアをマークしている。初日の平均飛距離は328.5ヤードというから、48インチ効果か、かなり飛距離も出ているようだ。
欧州ツアーでも流行の兆しを見せるドライバー長尺化の波。引き続きツアープロたちのセッティングに注目していきたい。