スウィングしにくい冬ゴルフでグリップ性能の低下による「力み」は致命的
みなさんこんにちは、ギアオタク店長の小倉です。気温が下がり、重ね着や体の可動域の鈍化によって、なかなか思うようなプレーができなくなるこの時期ですが、こんな時こそグリップの性能が重要になると私は思います。
グリップ力が低下した状態で滑りやすくなっていると、無意識に強く握ってしまいます。ただでさえスムーズに動かない状態なのにそこに力みを追加してしまうのですから、良い結果につながるはずはありません。できればプレー2日前ぐらいには一度クラブを確認し、グリップが硬質化していないかチェックをしておきましょう。
もしグリップ交換を考えていて、今のクラブが気に入っているのであれば、同じグリップを付けるのがおすすめです。クラブのバランスが変わりにくくなるのでグリップ交換後も同じフィーリングで使いやすくなります。
クラブは問題ないけど違うグリップを付けてみたいと考えるのであれば、今装着されているグリップと同程度の重さのモデルにするとよいと思います。握り心地だけを変えられて、クラブとしてのバランスが変わりにくくなりますから。
思い切って今までと違ったモデルを試してみたい! と考えるならば、太くしてみるのも面白いと思います。太めのグリップは重いモデルが多いので装着するとクラブのバランスは大きく変わってきますが、クラブの総重量も重くなり、飛距離アップの要素が増えますし、昨今の大型ヘッドはあまりヘッドターンをさせる必要がないので意外と曲がらない方向に作用するかもしれません。ただこれには個人差があるので、悪い方向に変化してしまう可能性もあります。
グリップはみなさんが考えている以上に結果に作用するアイテムです。特に寒い時期は色々な要素が絡んでくるので意外と気付きにくいのですが、グリップを整えるだけでミスの幅はかなり減らせるはず。同じグリップの新品に変えるだけでもテンションが上がり、ゴルフに対してやる気も出ます!
お使いのクラブを長持ちさせるためにも一度グリップを見直してみてはいかがですか?