2020年もいよいよ12月に突入して本格的な冬が到来。硬いグリーンに薄い芝、寒さによって体が縮こまるなど寒い季節はなにかとスコアをまとめるのに苦労するものだが、冬でもスコアを守にはどうしたらいいのか? プロゴルファー・中井学に聞いてみた。
「冬はボールの反発が落ちるて飛ばないし、上がりにくくもなりますよね。さらにグリーンも固くて跳ねるため、まず考えてもらいたいのは転がすゴルフを徹底すること。『低い球を打つ』ということではなく、無理にボールを上げないようにすることが大切なんです。無理に上げると、スウィングを崩すことになりますから」
冬はボールが寒さの影響で上がりにくくなる。そこに対する違和感から、ボールを上げる打ち方、すくい打ちをしてしまうアマチュアは多いと中井は言う。しかし、それは逆効果で、力みにつながってしまう。
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冬のゴルフでもスコアをまとめるためのコツとは⁉︎
ともあれ、わかっていても飛ばしたくなるし、いいスコアで上がりたくなるのがゴルファーのサガ。つい力んでしまうのは仕方のないことだ。そこで、寒い時期の“力み”を少しでも解消するための方法も教えてもらった。
「私が実践している方法ですが、たとえばアドレスのときにひざを気持ち外側に向けるんです。寒いと無意識に内側にひざを絞ってしまいがちで、それは体の力みにつながってしまう。腕も同様に力むと内側に絞ろうとしてしますから、ひじを絞り込み過ぎないように意識をしています」
力みというのは季節関係なく出てしまうものだが、夏に比べてより一層力が入ってしまう今の季節。ひじとひざに出る力みをチェックし、転がしのゴルフに徹することで、冬でもベストスコアを狙っちゃおう!