ゴルフはアドレスで80パーセント以上が決まると言われていて、もちろんアドレスの形も大切なのですが、目標に対して正しく向けていることが凄く大事だと私は思うんです。
プレー中に右の林に打ち込んでしまうと、ほとんどの人はスウィングが原因だと思うはず。ですが、実はそもそもアドレスで右を向いているからということも多いんです。自分ではターゲットに対してスクェアに構えたつもりでも意外と向けてない。
![画像: スクエアに構えるための方法とは?(撮影/増田保雄)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2020/12/08/fe7ceb6cbf834c8a6e2572e9e9270cc7703f568d_large.jpg#lz:xlarge)
スクエアに構えるための方法とは?(撮影/増田保雄)
では、どうすればターゲットに対してスクェアに構えられるようになるのでしょうか? 普段の練習場から訓練することをおすすめします。
たとえば、打席のマット通りに構えるのではなくて、マットの向いている方向とは異なる場所にあるターゲットを狙って、アドレスをする。スタンスが決まったら、足元(つま先)にアライメントスティックやアイアンを置いて後ろからスクェアに構えられているかを確認してみてください。
チェックして、もし向きがズレていたら、正しい方向に向いて構えます。初めはいつもと視界が違うため「気持ち悪い」と思うはずですが、少しずつ自分の感覚とすり合わせて、ギャップを埋めていくことが大切です。
![画像: 古閑美保、片岡大育らのキャディを務めた伊能恵子。江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬の子孫としても有名(写真は2017年のダイヤモンドカップゴルフ 撮影/姉崎正)](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16782728/rc/2020/12/08/b431b9086d9341cabfae97d7f95dc083e3d97485_large.jpg#lz:xlarge)
古閑美保、片岡大育らのキャディを務めた伊能恵子。江戸時代に日本地図を作った伊能忠敬の子孫としても有名(写真は2017年のダイヤモンドカップゴルフ 撮影/姉崎正)
また、ゴルフ場ではボールの少し前にある自分が打っていきたい方向のディボット跡や葉っぱを探してそこに向かってアドレスをするのが効果的です。
また私は立ちにくいなと感じるホールではボールに書いているラインやロゴをターゲット方向に合わせています。パッティングのときにラインを合わせるゴルファーは多いと思いますが、立ちにくいティーイングエリアでもそれを取り入れるのは全然アリです。ただし、スロープレーにならないように注意してくださいね!