海外メジャー「全米女子オープン」最終日5番ホールで渋野日向子が見せたパーセーブが米メディアに絶賛されていた。惜しくもメジャー2勝目はならなかったが、そのパフォーマンスは海外でも大きな注目を集めていた!
米ゴルフダイジェストが絶賛したのは、海外メジャー「全米女子オープン」最終日の5番ホールパー5で見せた渋野日向子のプレー。渋野はフェアウェイからグリーンを狙う3打目でグリーンを大きくオーバーしてしまうのだが、そこからのリカバリーがすごかった。
4打目地点では芝が薄い、硬い土の上という非常に厳しいライからのアプローチを余儀なくされたが、ウェッジのバウンスを完璧に使いこなしたショットを放って、ピンまで約2メートルの位置につけることに成功。
残った2メートルもスライスラインを読み切って1パットで沈め、見事なパーセーブを成し遂げたのだ。
4番ホール終了時点で2位と1打差で首位をキープしていた渋野にとっては、後続に追いつかれるかどうかの瀬戸際。技術面はもちろん、プレッシャーがかかるなかでミラクルプレーを遂行した精神面も評価され、米ゴルフダイジェストは「パーセーブ・オブ・ザ・イヤー候補」と絶賛。
最終的に渋野は単独4位でのフィニッシュとなったが、その勝負強さとアプローチ技術の進化は海外のツアーファンの目にも刻まれたことだろう。