通算72勝を挙げ、世界ゴルフ殿堂入りも果たした女子プロ、アニカ・ソレンスタムが来年1月に久々の米女子ツアー「ダイヤモンドリゾート・トーナメントオブチャンピオンズ」に出場する。

メジャー10勝を含む通算72勝を挙げ、2008年に現役を退いたアニカ・ソレンスタム。現役時代の2003年には世界ゴルフ殿堂入りも果たし、2020年3月にはアメリカにおいて最高位の文民名誉賞である大統領自由勲章も授与された、正にレジェンドプレーヤーだ。

そんなソレンスタムが、2021年1月に開催される米女子ツアー「ダイヤモンドリゾート・トーナメントオブチャンピオンズ」に出場することが明らかになった。

画像: 2021年1月開催の米女子ツアー「ダイヤモンドリゾート・トーナメントオブチャンピオンズ」にセレブ招待枠として出場するアニカ・ソレンスタム(写真は2016年のリオ五輪)

2021年1月開催の米女子ツアー「ダイヤモンドリゾート・トーナメントオブチャンピオンズ」にセレブ招待枠として出場するアニカ・ソレンスタム(写真は2016年のリオ五輪)

とはいえ、本格的なツアー復帰というわけではない。同大会は過去2シーズンのツアー優勝者が出場できる、72ホールのストローク形式の大会だが、プロとは別に招待された著名人やアスリートたち(セレブ枠)もステーブルフォード形式で一緒にプレーするという特殊な形態を取っている。アニカは後者のセレブ枠として招待されたわけだ。

ソレンスタム自身、一戦からは退いたもののゴルフとの関りは途切れていない。引退後も財団を設立し、女性ゴルファーの育成、推進に取り組み、ウェアブランド「ANNIKA」の事業も展開。コース設計などにも携わり、今週末は自身の父とともにPGAツアーチャンピオンズのイベント「PNC選手権」にも出場する。

Twitter: @diamondresorts tweet

twitter.com

「知っての通り私のキャリアは終わっていたし、やりたかったことは達成していたけど……。(引退から)12年経ってプレッシャーがなくなった今、また感謝の気持ちを持ち始めることができるかもしれません」(アニカ・ソレンスタム)

ダイヤモンドリゾート公式SNSを通じてそうコメントしたソレンスタム。その心境の変化は、9歳になる息子がゴルフに興味を持ち始めたことも影響しているという。

今年12月にはIGF(国際ゴルフ連盟)の会長にも選出され、来年1月の大会にはIGF会長として試合に挑むソレンスタム。今年50歳となったレジェンドとゴルフとの関りはまだまだ長く続きそうだ。

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