タイガー・ウッズが息子のチャーリーくんと一緒に今週末「PNC選手権」に出場する。そのスウィングは、どんな感じ?プロゴルファー・石井忍に解説してもらった。
今週末、ふたりの“ウッズ“がゴルフ界の注目を独占している。ひとりはもちろんタイガー。そしてもう一人はその息子、チャーリーくんだ。二人は今週開催される、レジェンドプレーヤーがその家族とタッグを組んで争う試合、PNC選手権に出場するのだ。
PGAツアーチャンピオンズの公式ツイッターでは、二人が並んでレンジで練習する様子や、11歳のチャーリーくんのスウィング動画などが紹介されている。
「僕にとって、彼がゴルフを楽しんでいるのを見るのは本当に楽しいことなんだ」
とタイガーがいうように、チャーリーくんとタイガーがドラビングレンジでボールを打っている映像からは、いつものタイガーとは違う、“お父さんオーラ“が滲む。
さて、ここで注目したいのはチャーリーくんのスウィング。すでにジュニアゴルファーとして活躍しているというだけあって、そのスウィングはパワフルだ。
ジュニアゴルファーへの指導経験も豊富なプロゴルファー・石井忍はそのスウィングをこう解説する。
「まだ11歳のジュニアゴルファーなので、これから変わってくるとは思いますが、バランスや形が率直にお父さん似の綺麗なスウィングでDNAを感じる部分がありますよね。タイガーは切り返しで踏み込んで打っていくタイプですが、チャーリーくんはシンプルに回転で打っていくタイプ、だからグリップもかなりストロングに握ってますよね。あと、2人並んだスウィングを見るとテンポがまったく同じなのが面白いですね、きっとお父さんのスウィングをよく見ているんだなということがよくわかります。このDNAがどこまで影響出てくるのかが楽しみですね」
果たして“ウッズ親子”はどんなプレーを見せてくれるのか……?